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プロ野球開幕!さぁ、行こうか!【ヤクルト−広島】三連戦

3月30日㈭の日本ハム−楽天に続き、翌日31日㈮両リーグ他10球団も開幕を迎えた。
対戦カードは  ヤクルト−広島・巨人−中日・阪神−DeNA
西武−オリックス・ソフトバンク−ロッテ
センバツ高校野球開催中のため、阪神は京セラドームでの試合となった。お疲れ様です。そして、いつもありがとうございます。

三連覇、日本一奪還へ

ヤクルトファンなので注目はもちろんヤクルトvs広島。
神宮球場ではなくテレビでもなく、映像なしのアプリでの観戦だった。
スカパーもダ・ゾーンも未加入なので…。

開幕戦というのは特別で、“143試合の中の1つの試合”と考える人は稀ではないか?
昨シーズンのあの開幕戦大逆転劇は“諦めない・逆転のヤクルト”というチームになるために欠かせない試合だったと思っている。

この試合をしっかり勝ちきり、球団初のリーグ三連覇へ勢いをつけたい。


内山起用法など気になるスタメン

“世界一のキャッチャー”中村選手がチームに戻ったことにより内山選手をベンチに下げるのか、それとも外野で使うのか。
サンタナ選手は間に合うのか。
青木・濱田・丸山・並木選手などの外野手争いはどうなるのか。
気になることが多すぎたスタメン発表は、個人的にかつてないほど盛り上がっていた。

開幕スタメンはこちら

1番 センター 濱田
2番 レフト 青木
3番 セカンド 山田
4番 サード 村上
5番 フォースト オスナ
6番 キャッチャー 中村
7番 ライト 内山
8番 ショート 長岡
9番 ピッチャー 小川

内山選手はライトでの出場だった。
4打数1安打1盗塁と、初の開幕スタメンで好成績。
結果的にヤクルトは無失点で、中村選手はWBCの疲れもあるだろうが元気そうであり、今後も彼がスタメンマスクをかぶるのが主な戦い方になるだろう。
石川投手のときは内山選手が受けてほしいと思ってはいるが…、どうなるのか?

そして白熱の外野手争い、レフトでの開幕スタメンを勝ちとったのは41歳・大ベテランの青木選手。
この日は無安打に終わるもチームからの信頼は厚い。
若手がこれだけ勢いがあるなか、ポジション争いから遅れをとらない天才打者・青木選手はやっぱりかっこいい!

開幕戦はベンチに入っていなかった塩見選手は復帰がいつになるか心配だが、センターを守った濱田選手がシーズン初打席で初安打。
その後、村上選手のホームランでホームにかえってきたことにより、チームスワローズ今シーズン初の“得点”を記録した。
塩見選手もそれほど遠くなく戻ってくるだろうし、外野のポジション争いはまだまだ熱が冷めそうもない。

2盗塁!走る山田はかっこいい!

“スロースターターというイメージを払拭したい”そんなことを開幕前に言っていたキャプテン山田選手。
昨日の試合では4打数2安打。
「開幕戦で1本出れば」と思っていたら2安打だった。
マルチヒットは良かったが、さらに嬉しかったのは盗塁だ。
昨シーズン盗塁数は10だったが、この日だけで2つも走った。
「バレンティンがいなくなって走れなくなった」「下半身のコンディション不良が…」近年いろいろ言われていたし、正直「盗塁はもう厳しいのか」と思ってしまっていたが、開幕戦で2盗塁。

こんなことがあるとまた期待してしまう。
「4度目があるんじゃないか」と。
“二度あることは三度ある”なら、三度あったなら四度目も…なんて。
トリプルスリーは3回のほうが“3.3.3”で語呂はいいが…。

声出し解禁により、神宮での久々の“山田哲人!”コールは感動的だった。
ここまで長かったが、待ち望んだこの日がやってきて心底嬉しく思う。
自分も早く神宮で応援歌を唄いたい。

2023年開幕戦 神宮球場 
ヤクルト 4−0 広島
勝利投手 小川泰弘 1勝0敗0S
本塁打  村上宗隆 1号(1回裏2ラン)

4点差ではあったが、星投手が9回裏のマウンドに登ったときは痺れた。


第2戦 1点差の9回を任されたのは?

開幕戦長くなったから短めに…。

ヤクルト先発はピーターズ投手、広島は床田投手。
両投手好投の投手戦で7回表までスコアボードに0が並ぶ。

試合が動いたのは7回裏。
3番手島内投手を好調オスナ選手が捉える。
レフトスタンドへのホームランで先制。

対するヤクルトも7回から継投。
7回石山・8回清水投手。
そして1点差で迎えた9回裏、マウンドに立ったのは田口投手だった。オープン戦2セーブと好調だったからなのか、左が続く打順だからなのか…、分からないが堂々のピッチングで無失点。広島打線を3人で抑え試合を締めた。

ヤクルト 1−0 広島
勝利投手 石山泰稚 1勝0敗0S
セーブ  田口麗斗 0勝0敗1S

1点差を守り切るこの日も痺れる試合だった。来日初登板のピーターズ投手、ナイスピッチング!


開幕三連勝目指して

語りたいことがあり過ぎるが短めに…。

ヤクルト先発はドラ1ルーキー吉村投手、広島は4年目玉村投手。
若いピッチャー二人の好投によりテンポの良い試合だった。
試合時間は2時間52分。

吉村投手は初回・2回に1点ずつ失うも崩れることなく5回2失点の素晴らしいデビューとなった。
なにより、四死球なしは凄い。
ボールが先行したり、スリーボールにはなるが、そこからしっかり抑えていた。
1年間ローテーションを守ってくれたら、かなり熱いことになりそうだ。

今日の継投は6回木澤・7回石山投手。
そして8回は、開幕戦で最後を投げた星投手。
8回裏にヤクルトは1点を勝ち越すと、9回は昨日に続き田口投手だった。
代打・上本選手にヒットを許すも、続く代打・松山選手を三振で抑えゲームセット。

ヤクルト 3−2 広島

勝利投手 星知弥 (1勝1敗0S)
セーブ  田口麗斗 (0勝0敗2S)
本塁打  山田哲人 (3回裏2ラン)

ルーキー吉村投手の好投に応えるキャプテン山田選手の今シーズン初ホームランは、高く美しいアーチを描く見事なものだった。


出来過ぎで怖いが、三連勝!

昨日勝って開幕カードを勝ち越せたので、“今日は吉村君に伸び伸び投げてもらえれば”なんて思っていたら先発陣・ブルペン陣・野手陣全て良くてネガティブ要素がない。
外野手争いも守護神についても、完全に楽しみが心配を上回った。
濱田・内山選手は好調なので、塩見選手が戻ったらどうするのか…?

昨シーズンは開幕三連勝の後に、ホームで三連敗を喰らったのでポジション争いを楽しみながら油断せずに応援していきたい。

三連戦でスタメンフル出場だった長岡選手・内山選手の応援歌が作られていたが、全く分からない。
年間ブルペンシートを持っている知り合いのオーナー様に教わって練習しなくては。
自分に影響を受けファンになったという彼女の名は、“オーナーズプレート”に記され神宮球場内に提示されているという。
そんなもの悔しくて、いや、眩しくて見られそうもない。

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