これはまだギリギリ一人暮らしになる前の話

ある夜

ヤヨイ「ソウ。タバコ吸ってるでしょ？」

ソウ「吸ってないよ」

ヤヨイ「この前ちらっと見えたんだけど、空き缶に吸い殻があったよ」

ソウ「す、吸ってないよ」

ヤヨイの表情がだんだん鬼化してきました

ヤヨイ「じゃああんたの友達が吸ったって事かい？友達のせいにするのかい？」

ソウ「、、、、、」

ヤヨイ「正直に言いなさい。吸ってるのか？吸ってないのか？」

ソウ「吸ってます」

ヤヨイはその回答に顔色一つ変えず

ヤヨイ「何吸ってるんだ？見せてごらん」

ソウ「これです。」

それは、キャスターマイルドでした。

もちろんその当時の俺は特に銘柄にこだわりがあったわけでは無く、なんとなくで毎回違うタバコを買ってました。

ヤヨイ「ふーん。ちょっと待ってなさい」