重金属の排出方法
今月初めに書いた保存容器の話や、昨日の受動喫煙の記事の中でも出てきた、カドミウムなどの重金属。
その排出方法についての論文がありました。
2016年に発表されたものです。
この研究では、成人の激しい運動後の尿と汗中の5種類の微量重金属(クロム、銅、亜鉛、カドミウム、鉛)の濃度を比較しています。
その結果、排尿よりも、「激しい運動後の汗中の微量重金属の濃度のほうが有意に高い」ことがわかりました。
要するに、運動による発汗で、人体に有害な重金属を効果的に除去できるということです!
でもね…この「激しい運動」、どの程度のものか気になりますよね???
なんと実験で行われたのは、「2時間の激しいバドミントン・セッション」だそうです(苦笑)
ムリ!!!(笑)
週末だけでもテニスを激しくやっている方や、マラソンをやっている方などは排出できているかも!?
汗を排出するならサウナや岩盤浴でも良いじゃないか、と思うかもしれません。
しかし、あくまでも「運動」が微量元素のバランスに大きな影響を与えているようです。
汗が出るぐらいの「運動」をすれば、少しだけでも排出できるかもしれませんね。
皆さんは何か汗が出るような運動をされていますか??
色んな症状を調べていくと、やはり「運動」は重要なことがわかってきます。
私ももっと動かなきゃ…と改めて思いました。
(でもやっぱり激しい運動を2時間はちょっと無理だな~苦笑)
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