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その仕事に愛はありますか?

たとえば
AとBの業者さんがいて
どちらも商品のクオリティも
金額もそんなに変わらないとする

でもあなたはAの業者さんを選びました

その理由はなんですか?

少しでも商品価値の高い方
少しでも金額の安い方
注文のしやすい方
人間的に好きな方
伸び代がある方

色々あると思うんですが
ではこれらの条件を全て持つ
C社があらわれたら
どうしますか?

たとえばうちの話

長年、A社と取引していました
父親の代からですのでたぶん何十年
商品になんら不満はありませんでしたが
配達に来る社員さんが
毎回おつりがない
時間を守らない
煙草臭い、汗臭い、不潔…

会社に注意しようかと思いましたが
逆恨みされてもと何も言えず
長年の義理人情もあり数年は我慢してましたが
結局、B社に変えました

こちらも商品にはなんら不満はないですし
むしろ非常に満足しています
あるとすれば注文が電話でしか対応してくれないとこ
LINEやメールで対応してくれたらいいのになぁと
何度かお願いしましたが聞いてくれませんでした

そんなところへC社の登場
圧倒的な高品質
年間契約することで金額も抑えれる
LINEメール対応
会社としての今後の期待値、情熱
さわやかな清潔感あふれる従業員

さぁどうしましょう

何が言いたいかというと
「長年うちはこれでやってきたから!」
という凝り固まった
昭和のストロングスタイルな考え方は
それが唯一無二の存在でない限り
令和の誰にでも優しいわかりやすいスタイルに
いずれ必ず淘汰されます。

そうならないためにも
まず自社の強みは何か。
弱みは何か。
それは改善できるものなのか。
他社と比べてどうなのか。
お客さんに選ばれている理由はなんなのか。
それをちゃんと把握できているか。

「うちだって頑張ってるよ!」

頑張ってるのは皆同じです。
同じ時代、同じ環境で戦っています。
辛いのもみんな同じです。
その中でもっと良いものを
もっと良いサービスをと努力しています。

こないだ駅前からタクシーに乗りました。
個人タクシーでもないのに
電子マネー不可、現金しか使えませんでした。
アプリ導入が難しいから
やり方がわからないから
これでずっとやってきたから。
それはただの言い訳で
難しくもないし、やり方も簡単です。
やらないだけ。努力しないだけ。
会社が傾いたらどう責任を取るんだろ?と
心配になりました。

現状維持はゆっくりと後退します。
それは周りが進化していくからです。
気がついた時には取り残されています。

コロナ禍で生き残っているサービス業は
どんなところでしょう。
資金力より愛があるところが
残っているような気がしています。
顧客を大事にしているところ。
思いやり、温かみがある会社を
応援したくなるのが人情てもんじゃないですかね。

C社はA社 B社よりかなり割高です。
それでもC社に決めたのは愛を感じたから。

その仕事に愛はありますか?

#自問自答
#業者さんに学ぶ
















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