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ティール組織勉強会         第Ⅰ部 第3章 進化型/全体性に向けた努力(P82)

<著書 要約>

 私たちは自分のエゴにかまけているうちに魂の静かなる声を沈黙させてしまった。
私達の文化では心を祝福して身体を無視しがちとなる。
女性らしさよりも男性らしさに価値を置くことも多い。
自分と真っ直ぐ向き合えるようになると、私たちは本当の意味であらゆる物の一部になる。
 私たちは普段使うボキャブラリーからも教えられる事が多い。
「ライフワークバランス」という言葉は本当に重要なことがあるのに、それから自分を切り離して職場に来ているため、人生の中で仕事がいかに少ししか占めていないかを示している。
ティールパラダイムに移ろうとしている人々にとって職場でのこうした分離はかなり苦痛なので、転職、独立によってもっと協調的な働き方を選択する事も多い。

<ほかの人々との関係における全体性>
ティールパラダイムでは、判断と寛容という対立を超越できる。
ティール以前の段階では「自分が正しく、彼らが間違っている」と決めつけて対峙することもあり、そうなると説得する、教えて間違いを正す、解雇するという選択をとる。
ティールでは「決めつけない」ことでより高次の真実にたどり着ける。

<人生と自然との全体性>
人々は自己に誠実に向き合うほど、自分が大きな物の一部であることが分かってくる。自分が豊かなのは、何かを所有しているからではなく、自分の魂を育んでくれる様々な「つながり」があるからなのだということを理解できるようになる。

ティール組織(フレデリック・ラルー著)


◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 最初の「女性らしさよりも男性らしさに価値を置くことも多い」というのがよく理解できませんでした。
寛容性や包容力より、こうあるべきと言うような規律性を重んじやすいということでしょうか。
そうであれば、私もこうあるべきというような考えになりやすく、相手が間違っているとまでは思わなくても、自分の考えの方に引き込むためにはどのように説明すればいいか考えることもあります。
どちらが正解で間違いかではなく、どちらがより組織の方向性に則した意見・考えなのかを尊重出来るように相手の意見を聞けるようにしたいです。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

 「決めつけない」事でより高次の真実にたどり着ける。
という部分がティールのとても大切な部分かと感じます。
説得される、間違いを正されるという意識ではなく、まず聴き、受け取り、そこから自分を振り返り、どう感じ、何が変化するのか、いつも見つめていきたいです。
 さらに、これは提案する側になった時も、相手の内なる声を聴き、そこから、自分の声を聴き、何か変化するかを見つめ修正するという双方向性があることが大切なのだなと感じました。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 ライスワーク(生きるためにする仕事)とライトワーク(自分が輝ける仕事)あなたは今どちらの仕事をしていますか?とあるメルマガで先日問われました。
 ティール組織では間違いなくライトワークを目指す組織で、今の私も決してライスワークではないと思いました。
ティール組織では常に自分自身を問われて、その時の本来の自分はどうなのか内なる声を聴き続けていて進化していくのだと思いました。

◆◆スタッフYさんの感想◆◆

 こうあるべき、こうあるはずだという思い込みをはずすことの重要性がここでもわかりました。


◆◆スタッフYさんの感想◆◆

 こうするべき、こうしなければいけない、こうあるべきだと自分自身以外と考えている部分が多いなと感じたので、目的に向かうためにはどうしたらいいかと、常に自分に問いかけていくことで、「〜べき」など思うことがなくなっていくと感じました。

◆◆加藤院長 コメント◆◆

『人生と自然との全体性
人々は自己に誠実に向き合うほど、自分が大きな物の一部であることが分かってくる。
自分が豊かなのは、何かを所有しているからではなく、自分の魂を育んでくれる様々な「つながり」があるからなのだということを理解できるようになる。』
この文章がとても好きです。 
いつもありがとうございます。
多分 所有が男性性 で 魂とのつながりを育むのが 女性性 といっているのかもしれません。


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