身体が重たくて「今日は何もしたくなーい」と思うような日がある。本当に身体が重たい場合もあるのだが、実は、重たいのは身体ではなく心のほう、みたいなときもある。

心が重たいとき、ずっとベットでごろごろとしていたくなるものだけど、なんせ身体は元気だから、ベットの上で過ごすだけだと消化不良に終わってしまう。その消化不良は「あー、何もできなかったー」と、心にさらなる重しをのせることになる。

重さの正体を見極めて、それが心の重さだとわかったら、無心で身体を動かすといい。掃除なんか、とってもいい。自分の働きかけによって自分の生きる世界が変わってゆく様が目に見えてわかる。

たとえ、何にも生産的なことができなかったとしても、すこしだけでも掃除ができれば、だいぶ満足できる。これはたぶん、おれだけじゃない。実際、うつになったとき、治療として、少しずつ掃除をしてみるのだ、って、精神科の先生が言ってた。人間って、不思議だ。まあでも、本当に精神的にしんどいときは無理しないがいちばんだと思うのだけど。

ほんとうは自分の心が重たくならないような習慣を身につけられるといいのだと思う。みんな忙しい日々を生きているから、むずかしいのかもしれないけれど。

散歩したり、料理したり、掃除したり、お風呂に入ったり。「大切にしてるよ」って、思ってるだけじゃ伝わらないよ！なんて、どこかのカップルがよく言ってそうなことだけど、それは自分に対してもそうだね。実際に自分を大切にするように、ご褒美あげたり、整えたりしてあげてね。

今日も読んでくれてありがとうございます。自分をよろこばすためにがんばるのも大切だ。