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うつ、軽度のパニック障害持ち。子持ちシングル。ゲーマー。8年ぐらい青春をベースに捧げた…

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うつ、軽度のパニック障害持ち。子持ちシングル。ゲーマー。8年ぐらい青春をベースに捧げた音楽好き。興味があるのはe-sportsとかLoLとかボドゲとか音楽とか絵とか。 個人的なお話やお誘いやもし何か書かせていただけるなどあればこちらへ sochatealol@gmail.com

最近の記事

聞いてほしい君に向けて。

すごく端的に言えば、慰めてほしいのだと思う。 夜ふかしをするといつも最後にはナーバスになってしまうことを理解しているから早く眠るくせに、久々の人、物事の前でうまく行かなかったりして。 だから別に中身はない。それでも聞いてほしい。漠然としたこの不安を、なんとなく許容してくれる君へ宛てている。 私は雰囲気でなんとなく自分が嫌いだ。 好いてあげるふりをして、なんとなく嫌いだ。 今までやってきたことのひとつひとつにも自信は持てないし、君や誰かにもらった嬉しい言葉もこんな夜には忘れて

    • 中学生だった私の止まった時間が流れた日

      489715205。 QRコードと共に大きく書かれたそれに僕と友人ははて、と首を傾げた。 このような数字でなにがわかるというのだ。新手のスパムみたいだな。 そう思った僕は大阪城のすぐそば、大きなホールの端の2階席でライブの開演を待っていた。 友人は付き添いで来てくれただけ、僕のとても「大好きだった」バンドを見に、確かめに来たのだ。 僕が中学2年くらいのことだと思う。やたら遅い時間に流れるランキング形式の音楽番組。 寝付けなくてか愛してか、ぼんやりと見続けていた中、「今月の

      • 二つのラムネ

         バイト終わり、駅のホームでラムネを二袋買った。それを袋ごとカバンへ突っ込んだ。そのまま私は電車に乗り込む。ぎゅうぎゅうで、夏の日差しで、熱を持った塊は私の家と呼ぶべき場所へ私を運んでいく。  「じゃあ十日に会おうか。」  花火大会の日に彼と約束した。彼も私もお酒が好きだ。普段無口な酔った彼が素直なのが可愛くて、何度も何度も遠いところをこちらに来させては、自分のなじみのバーへ連れて行って彼を酔わせた。  自分への自信を破壊し、否定し、オーバードーズで救急車に運ばれ、混濁す

        • 僕が少しお母さんに近づいた日とそれを成した奇妙な人間について。

          ああ、またいつものやつだ。心の何処かで僕は思った。 それは定期的な発作のようなもので、毎度何かしら誰かしらに迷惑をかけるそれだ。 その日は最近よく遊ぶ友達とゲームをしていた。 ゲームはあくまで私の趣味だし、ストレスを溜めたり他人に迷惑をかけるなど烏滸がましいことだ。 でもその日は、その日も、そうだった。 彼との関係は少し特別なように感じていた。 はじめてきちんと話をしたとき?言葉を聞いたときから?受け答えを見ていたらかもしれない。 彼の後ろには死が見えた。 死というには

        聞いてほしい君に向けて。

          チョコレート色の郷愁

          私は走っていた。菓子折りをもって、昔通った道を懸命に走った。 運転免許を持たない私は、以前の家に荷物を取りに行った帰り、友人の車に携帯を忘れたのだ。携帯は見事に充電切れで、PCからLINEで友人に連絡したときは、文明の進化に感動すら覚えた。と同時に、友人の番号すら忘れている私に悲しくもなったりした。 「○○分にここにいるよ」という時代に似合わない古風な待ち合わせ方をして、休日を棒に振ってお怒りの友人の奥さん…であり私の友人へお菓子を買った私は目的地へ向かってひた走っていたの

          チョコレート色の郷愁

          沢山noteを拡散していただいて、いろんな記事を色んな人に知ってもらうことができています。 とっても嬉しいです。ありがとうございます。

          沢山noteを拡散していただいて、いろんな記事を色んな人に知ってもらうことができています。 とっても嬉しいです。ありがとうございます。

          「今ならなだけ」 前進するずとまよの「眩しいDNAだけ」。

          先日から僕がnoteで紹介している「ずっと真夜中でいいのに。」(以下ずとまよ)の新曲がYoutubeにUPされた。眩しいDNAだけ/ずっと真夜中でいいのに。 ひとまずこれを流し終わってから、本記事を読んでいただけると話が早い。 東名阪ツアーが決まり忙殺されるだろう中、Vocalの「ACAね」さんから先日予告されたツイートはこうだった。 曲名は出ていなかった。 僕がこのツイートを見て最初に思ったのは「変化」だった。 「今ならだけ」という言葉が、今までのずとまよのイメージから

          「今ならなだけ」 前進するずとまよの「眩しいDNAだけ」。

          僕とNamiちゃん

          このnoteでゲームの話をするのは初めてかもしれない。 今回は僕の趣味であるゲームの中でも、一番好きではないけれど、友人とあってくれた彼女の話をしたい。 また、このゲームについて詳しく知らない人でも理解しやすいよう細かい説明や表記に違和感を感じる人もいるかもしれないが、どうかご理解いただきたい。 ついにLeague of Legends(以下LoL)もシーズン9に入った。 先日無事にランクの振り分け戦(…いわゆる腕前をはかる指標となる試合)を終えた僕は組み分け帽子に祈るよう

          僕とNamiちゃん

          DVとは何かをもう一度考えてみたい。

          今回の記事は、どうしても女性目線で書きたいと思ったので、一人称を「私」にしている。何度か私と話をしたり、記事を読んでくれた方には不思議な気持ちになるかもしれないが、ご理解いただきたい。 両親が切り盛りする喫茶店にいつもの常連客が来た。 彼女の言うところ、知り合いが再婚されたそうだ。ただとてもお金に細かくて面倒だということだ。果物も年に3回ほどしか食べることができないらしい。 それでもなぜ一緒にいるのかというと、「命の危険がないだけまし」ということだった。 ドメスティック

          DVとは何かをもう一度考えてみたい。

          ggwpが僕にくれたもの(自信を失うことが如何に生活に影響を与えるかということ)

          僕は精神疾患だ。診断書には抑うつ、不眠、焦燥感、無気力という文字が並べられた。 自分は何か一つくらいできる。そう思っていたことが僕にもあった。 歌を歌えば超有名歌手になれたかもしれないし、楽器を弾いたらミュージシャンになっていたかも。漫画を描き続けていれば多忙な毎日だったかもしれないし、絵を続けていれば何か話くらいはもらえたかもしれない。 でも結局どれも続かなかった。元々飽きっぽいという事実は確かにあるが、それ以上に上達する気がしなかったし、努力の仕方もわからなかった。

          ggwpが僕にくれたもの(自信を失うことが如何に生活に影響を与えるかということ)

          「それでも世界が続くなら」という世界一優しい集落

          活動休止を宣言している今、この話をするのは如何なものか。そう思ったが僕が「次に何を書こうか」と考えたとき、頭に浮かんだのはこのバンドのことだった。 6jomaコンピレーションという無料配布のcdに収録された、「シーソーと消えない歌」。これをYouTubeで見るに至ったのが出会いだった。 いつだったかは覚えていないし、その頃何が流行っていて何を聞いていたのかも覚えていないが、世界の終わりが幻の命なんて曲を歌ったりして、今ほどカラフルポップではない頃のことじゃないだろうか。

          「それでも世界が続くなら」という世界一優しい集落

          精神的な疾病といわれたこととその私に訪れる毎日のこと

          僕は精神的な疾病がある。 以前母に「結局アンタどう診断されてんの?」と言われた。 僕は自分が今まで告げられた病名を反復すると、母は不思議そうな顔をした。 僕はうつ病(躁鬱)と、軽いパニック障害を診断されている。 大学のころからだろうか、自分の存在価値を見失ってしまった。 そのころから病院を5つほど転々とし、今に至る。 最初は「うつ病と軽いパニック障害」 次は「軽度のうつ」 その次は「躁鬱と発達障害」 その次は「抑うつと育児ノイローゼ」 そして今は「抑うつ」 今まで伝えられ

          精神的な疾病といわれたこととその私に訪れる毎日のこと

          「ずっと真夜中でいいのに。」がもたらす鮮やかな夜

          先日、多くのYoutube民が心待ちにしていた「ずっと真夜中でいいのに。」の初CD音源である「正しい偽りからの起床」がリリースされた。 僕が「ずっと真夜中でいいのに。」に出会ったのは最初「秒針を噛む」がアップロードされて数か月後のことだった。具体的な日数は覚えていないが、恐らく少し遅いぐらいだろう。 僕はYoutubeのおススメ信者である。「それでも世界が続くなら」「Lyu:Lyu(現CIVILIAN)」「ヨルシカ」などを聴いてきた。そんな僕の目の前に現れたおススメに現れ

          「ずっと真夜中でいいのに。」がもたらす鮮やかな夜