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SocialCampus 第一期レポート #2「​ロゴデザインを作ろう」

2020/6/6に行われた第二回の講座では、実際にチームのロゴデザインを作ってみました。

そのまえに、ロゴデザインの説明がひでほまさんからありました。

ロゴ

現在主流のフラットデザインを歴史や変遷などを、実例を交えながらわかりやすく解説してもらえました。

たしかに、デザインって凝ってた方が良いんじゃないの?って思いがちですが、いろんな人に広く共有したいときはシンプルな方が受け入れやすいんですね。

でも、どうやって作るの?

ここで、第一回でも説明があった5大スタンスが関係してきます。

スクリーンショット 2020-08-28 16.26.50

デザインの中でも特にロゴは「一石二鳥」がとっても重要視されます。ダブルミーニングってやつですね。

かの世界的企業であるTOYOTAのロゴも複数の意味を持たせた秀逸なデザインになっていますね。

楕円は2つの中心を持つ曲線であって、お客様の心と車づくりの心が一体になった信頼感を表している。タテとヨコに組み合わせた2つの楕円はトヨタの「T」であり、背後の空間は、トヨタの先進技術のグローバルな広がりと未来・宇宙に翔ける無限の可能性を表している。
TOYOTAウェブサイトより

ただ、どんな意味を持たせるのか、それを選ぶにはまずは「観察」が大事なんですよね。「観察からはじめよう!!」というのがデザインを考える第一歩になりますとのこと。

そして、「違いがあなたの個性!!」というのはいかにもという感じですが、「違いすぎると変態。ちょっと違うくらいがいい」らしいです。この「ちょっと違う」という匙加減がデザイナーの力量なんでしょうね。

「最初にデザインというのは絵を描くのが得意とかソフトをうまく使えるとかではない、ということを教えてくれたのが嬉しいです」

みんなでスケッチ!

説明が終わったら、みんなでもくもくタイム!実際に手でチームロゴのアイデアをそれぞれスケッチします。

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みんな下を向いて、もくもくとスケッチ作業をしてますね!

約10分の作業の後、グループごとにブレークアウトしてお互いのスケッチを見せ合いっこします。
どんなロゴが出てくるのでしょうか?

チーム名およびロゴ(スケッチ)の発表!

実はここまで前回の宿題であるチーム名の発表はまだしてなかったんですよね。

ここではチーム名の発表と、それぞれのチームからひとり選んで考えたロゴをみんなで共有しました。

最初のチームは「Belly Button」!

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「おへそ」の名の通りbとbの間にヘソの緒がデザインされた、かわいらしい感じになりましたね!

次のチームは「K☆O」!

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名前に星が入っているのが、つのだ☆ひろ氏のようで面白いですね!
ロゴの形はKとOを組み合わせたもので、しっかり意味を持ってデザインされておりレベル高いです。

3つ目のチームは「tasuki♯」!

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名前の最後に「♯(シャープ)」を持ってくるところはオシャレですね。
ロゴはまだ形になっていないようでしたが、思いがあり期待できそうです。

最後のチームは「まぐろ」!

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一瞬、ま、まぐろ!?となりましたが、強い上昇志向をマグロに喩えたデザインをしてくれました。

初めてのチーム課題でしたが、どのチームも参加者同士のコミュニケーションに手応えを感じてくれたようです。

「チーム名やロゴを作る際にチームメイトとZOOMなどを使って深い議論ができたのが良かったですね。」

デザインを形にする

そして出そろったロゴを使って、Adobe Illustratorのデモンストレーションが行われます。

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描いてもらったスケッチをもとに、プロのデザイナーである、ひでほまさんがささっと清書してくれました。さすが!

こういった実技を見せてもらえると、ソフトを使ってデザインをしたことがない人でも、どんな風に作れば良いのかというイメージを掴むことができますね。

スマホで参加されてた方は実際にはソフトを使うことはなかったのですが、やっぱりソフトを使って何ができるのかを知ることは大事です。

「私はスマホで参加してたんでソフトを使えなかったんですけど、創作の現場を実際に見ることで、基本となるソフトを見ておくことで、きっと他のソフトにも応用が効きそうで良かったです。逆に余裕を持って機能を観察できたかなと思います。」

宿題:チーム名のロゴデザインをたくさん作ってみよう

今週の宿題は、各自でチームのロゴを作ってみよう!ということですね。それも一つだけではなく、たくさん作ることが大事とのこと。Adobe Illustratorなどのソフトを使える人は使って作成してくれても良いし、使えない人は手書きでももちろん問題ないので、たくさん作りながらチームで共有しましょう!共有することでお互いに助け合い・高めあうことができますね。

第二回目のまとめ

今回は、ロゴの意義や現代的なロゴが好まれるようになった背景などを説明しつつ、実際に手を動かしてみたことで、デザインをしたことがない人にもデザインのプロセスなどがわかりやすかったですね。

第二期も募集開始!

みなさんのご参加をお待ちしております!

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