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令和五年の年明けは福福福の3連チャンで招福祈願。~宮寒梅29福とてっちり鍋~

令和五年、明けましておめでとうございます!とはいえ、すでに1月も入り半月が経過。早いものです。(汗)すっかり正月も明けてしまいましたが、新年の封切りに頂いたお酒を書き留めておきます。

いただいたのは、「宮寒梅 純米大吟醸 29福(ふくふく)」(宮城 寒梅酒造)。正月らしく縁起の良い名前を。蔵元によれば、やはり2022年の感謝と新年の福運を祈願しての季節限定商品なのだとか。29は、精米歩合29%からきてるそうです。29と福をかけて“ふくふく”。酒米には地元宮城県産の「まなむすめ」を使っています。卯年にちなみ、うさぎの酒器に注ぎます。

白うさぎの酒器、かわいいでしょ。

一口いただくと、スルスルっととても滑らかで軽やかな口当たり。くどすぎない上品な果実香と甘味。なるほど至福の一杯ですね。これはクイクイいけてしまいますね。日本酒特有の辛さや苦み的なものが皆無で̚カドが取れたまろやかな印象が残ります。

アテは、これまた福にあやかって、そして正月らしくちょっと贅沢に、「てっちり鍋」。そういわゆるフグ鍋。フグは福とかけて、昔から縁起の良い魚とされてます。関西の方では、てっぽうとも。なので、「てっちり鍋」。なぜ鉄砲か?単純明快、当たると死んでしまうから、、、だそう。脂ののったふわっとろっな食感と旨味。危険でも食べる人が絶えないのは、この美味しさゆえなのかもしれません。うーん、これまた至福の味わいです。事故や病気に「当たる」のは勘弁願いたいですが、幸運や美味しいものはどんどん「当たり」たいですね。

昨年は、コロナ禍が収束しない中、年明け早々2月にロシアがウクライナへ侵攻。そして深刻な物価の高騰、元総理の殺害と国葬など、年頭では誰も想像できないような歴史的出来事が次々と起こりました。今年は平穏な一年をと望みながらも、予測がつかない事が勃発する時代にいることも忘れずにしないといけないと改めて思います。

まあ、なので、正月くらいは29福とフグで福福福の3連チャン!世界が福運に恵まれ、今年もおいしいお酒がたくさん呑めるように祈念したいと思います。

鍋の最後は、身欠きフグについてたヒレを炙って、ヒレ酒としゃれてみましたよ。(笑)

ヒレ酒、お燗でいただくと香りと風味が増して美味。


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