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バカルディの空瓶と夏の名残。~モヒートとアボカドディップ


8月の最終週末。夏の終わりに真夏のような陽気が戻ってきました。今年の夏を名残惜しんで、日が高いうちからモヒートを。夏のカクテルといえば、モヒート。暑く長い一日の終わりによく合います。

今年のひと夏モヒートを飲み続け、バカルディの瓶ももうすぐ空に。モヒートはラムベースのカクテルですが、一説によれば、モヒートの前身の飲み物「ドラケ」のベース酒をバカルディ・ラムにしたものがモヒートと呼ばれ人気になったとか。ヘミングウェイが愛したとかいろいろと逸話がある有名なカクテルですね。

レシピは、バカルディの公式レシピに則って、

◆材料


バカルディ スペリオール 30~45ml
スペアミントの葉 12枚くらい
ライム 1/4個
砂糖(シロップ) 2 tsp
炭酸水 適量


◆作り方


  1. グラスにミントの葉、ライム、砂糖を入れ、ペストルで潰す。

  2. クラッシュアイスを入れ、バカルディ スペリオールを注ぎ、全体が混ざり合うようにステア。

  3. 最後に少量のソーダを加えて軽くステア


ミントは我が家の軒先に植えたイエルバブエナを。スペアミントを使うことが一般的ですが、本場キューバで使用するミント。モヒートミントとも呼ばれます。スペアミントより刺激が少なく、飲みやすくやさしい風味となります。まあほとんどモヒートのためだけに栽培していると言って過言ではない!(笑)

イエルバブエナ(モヒートミント)

グラスはロングのタンブラー。ペストルがないので、マドラーで潰します。香りが穏やかとはいえ、ミントとライムの爽やかで心地よい香りが立ち上がります。一口煽るとバカルディのかろやかでほのかな甘み、ミントとライム、ソーダの爽快感がたまりません。

アテは、なんとなくラテンなイメージでトルティーヤにアボカドディップ。お手軽、便利な瓶入りアボカドディップをトルティーヤにつけていただきます。トルティーヤは無塩のものが良いですね。シンプルだけど酒の肴に最適で美味しいです。

「行動制限の夏」は、皮肉にも新型コロナ第7波、過去最多の感染者と死亡者数となってしまいました。奇しくもモヒートの前身のドラケは、当時ハバナが過去最大のペスト禍に見舞われた時に医療用に提供されたそうです。現代の伝染病もバカルディが空になるがごとく、夏が去るがごとく消えてくれることを望むばかりです。


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