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欠勤52日目 Broken Bones

最近聴いたアルバムについて簡単に。


・Hawaiian6「FANTASY」

Hawaiian6

アルバムじゃなくてEPだけど、細かいことは気にしない(笑)。
荒削りだけれど耳に残る美メロが光る快作。
音が粗い(というか悪い)のもひとつの味というか。ハイスタの「LAST OF SUNNY DAY」を聴いた時の感覚を思い出した。曲はめっちゃカッコイイけど音が悪いなぁって。ただ、俺たちはバキバキのピカピカに音質の良い音楽が聴きたいわけではないんだよね。俺たちが聴いてるのはパンクなんだから。
ラモーンズとか、ピストルズとか、ストーンズとか、そういうバンドのリマスター音源を聴いて「何か違う」って思うのと同じ感覚かな。


・Ken Yokoyama「The Cost Of My Freedom」

若い頃の横山健

Ken Yokoyamaで一番好きなアルバム。表題曲「The Cost Of My Freedom」はしょっちゅう聴いているのだけれど、久しぶりにアルバム一枚通して聴いてみた。
一曲目がアコースティックな曲っていうのが良い。ひとりでやっていくんだ、という決意を感じる。
アルバム全体を通して不安や孤独と向き合って前に進んでいく、というようなメッセージを感じて、やっぱり名盤だなぁ、と改めて。
ハイスタやKen Yokoyamaのコアなファンはどう思っているのか分からないけれど、俺はめちゃくちゃ好きよ。


・KUZIRA「Pay The Piper」

KUZIRA

アルバムではなくてEPだけれど、細かいことは気にしない(笑)。
個人的にKUZIRAとCOUNTRY YARDがパンク(メロコア)バンドの中では相当好き。疾走感のある曲に乗っかる切ない美メロ、若々しくてエネルギッシュで、ほんと最高。
こういうバンドの曲を聴いていると、まだまだ自分には希望を追いかけることが出来るんじゃないか、という気になる。若者には衝動を、俺のようなおっさんには無くしたはずの感情を思い出させてくれる。
捨て曲無しだけれど、特に「Clown」が好き。


・TOTALFAT「Conscious+Practice」

TOTALFAT

TOTALFATは学生の頃に何かのアルバムの何かの曲を聴いたことがあるのだけれど、当時はあまりピンと来ず、今の今までちゃんと聴いていなかった。けれど、例によって例の如く、Spotifyのオススメで出てきたので聴いてみた。
すると、なかなかカッコイイ。ド直球の西海岸パンクという感じで、聴いていて気持ち良い。
「ちゃんとついて来いよ、置いていくぜ!」と言わんばかりの疾走感。かといって突き放すわけでもなく、遅れている奴がいたら肩を叩いてくれる。そんな感じ。
特に「Broken Bones」が最高。



猫になりたい

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