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欠勤62日目 coral reef

最近聴いたアルバムについて簡単に。


・Ken Yokoyama「Third Time's A Charm」

荒々しいパンクチューンのオンパレードと思いきや、意外と間口の広い曲が多い良作。けっこう聴きやすいアルバムだったんだなぁ、と再認識。自分自身と向き合うようなファースト、バンドの楽しさが伝わるセカンドを経てなので、余計にそう感じるのかもしれないね。
それにしても、久しぶりに聴いたけれど、やっぱ「Not Fooling Anyone」は良いね。


・Dizzy Sunfist「DIZZYLAND -To infinity & Beyond-」

Dizzy Sunfist

HEY-SMITHを聴いていたら、Spotifyのオススメで出てきたので、聴いてみた。
思いっきり陽性のバンドっぽいので、聴いていて気持ちが良い。収録時間が30分を切っているのもパンクバンドらしくて潔い。
ただ、まぁ、贅沢を言うなら、こちらに強烈に叩きつけてくるメッセージのような何かが欲しいなぁ、と思った。
聴いていて楽しいし、気持ち良いけれど、それだけで終わってしまうので、勿体無い気がした。
例えば、Ken Yokoyamaのファーストアルバムって、孤独や不安と向き合って前に進む、というメッセージを感じて、フルアルバムを一枚聴いた、という満足度が高いんだよね。アルバム全体でそういうメッセージをこちらに投げてほしい。
「Dizzy Sunfistってそういうバンドじゃないから」とか、「お前がメッセージを受け取れていないだけ」と言われればそれまでだけれど。
とりあえず、何はともあれ、一曲目の「The Proof」が好き。


・the band apart「quake and brook」

the band apart

バンド名は知っていたけれど、今の今まで全く聴いたことがなかった。例によってSpotifyのオススメに出てきたので聴いてみた。
バンド名からして、何となく、パンクというか、メロコア系の勢いのあるバンドだと思っていたのだけれど、全く違った。オルタナティヴというか、マス・ロックというか、どちらかと言うとオシャレ系だった。けれど、気取っているという印象は無い。芯のあるバンドだなぁ、と感じる。
浮遊感のあるボーカル、ちょいひねったメロディライン、乾いたドラム、全部好き。
昔々、俺がバンドでドラムを叩いていた頃、沖縄出身のeighty sicksというバンドと対バンしたことがある。eighty sicksは、インディーズでアルバムを二枚リリースしていた。町田のディスクユニオンでプッシュされていたので、けっこう良い線までいったバンドだと思う。今はもうどこで何をしているか分からないけれど。
そのeighty sicksの曲がthe band apartの曲と雰囲気が似てるんだよね。eighty sicksの方がthe band apartの影響を受けていたのかなぁ、とぼんやり思った。どちらもカッコイイけれどね。

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