休職十九日目 愛していると言ってくれ

往年の名作ドラマをちゃんと観てみようキャンペーン継続中。

ついに、名作と名高い「愛していると言ってくれ」を観た。


耳の聞こえない新進画家と女優の卵のラブストーリー。脚本は北川悦吏子。
内容は、先に観た「ビューティフルライフ」と似たような感じ。身体的な障害が恋愛の障壁になるとか、近しい人物からの妨害を受けるとか、過去の恋愛が揺さぶりをかけてくるとか。それなのに、目玉がもぎ取れるのではないか、というほど泣いた。
ゆっくり心を開いていくトヨエツ、ひたむきさでトヨエツに寄り添う常盤貴子、二人が手話で会話するシーンはどれも良かったし、観ているだけで胸が締め付けられた。誰かを信じ抜くことの難しさ、それでも人と人が愛し合う喜び、その尊さ、そういう純粋なメッセージが伝わってきた。
ドリカムの主題歌も最高。
まだ携帯電話が無い時代、ファックスが高級品で10万円以上する時代、今ならLINEをすれば解決するようなことで、二人の心がすれ違いまくる。だからこそ、気持ちが通じ合えた時の喜びも大きい。
どんなに時間が流れても、変わらないものがある、運命はある、と訴える最終回がとにかく泣かせる。

ちなみに、なりゆきで一緒に観ていた妻は一滴たりとも涙なんて流さなかった。多分、妻はもっとドカーンと泣かせにかかるドラマの方が好きなんだろう。知らんけど。


さて、今日の一枚。

20221201
童部


ドリカム聴きながら描いたとは思えないな(笑)

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