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ペットのお葬式

実家にいる愛猫が亡くなった。16歳だった。 出会いは先に飼っていた犬を父が散歩中、小雨の降る道の端っこに、大人の拳大くらいの黒い固まりが落ちていた。それを犬がしつこく嗅ごうとするので、よく見ると子猫だった。 生きてはいるが、このままでは危ない。周りを見回るが他の子猫や親らしき猫はいない。カラスにつままれて来たんだろうか? 父はまだ未使用だった犬のうんちバッグにそっと子猫を入れ、連れて帰ってきた。犬は大喜びの大興奮。母は「うちでは飼えないよ…」と里親が見つかるまでのお世話だ

    • 決められることと自分で決められること

      ここ最近、二回目の体外受精が失敗に終わったことで落ち込んでいた。 というより、期待した分お金をかけた分、失敗したことはたしかに残念だけど、私の年齢なら一、二回目で成功する人が多いこと、凍結胚を使い切ったタイミングで転院する人が多いこと、卵胞刺激の方法もそれぞれ合う合わないがあるらしいこと、などをネットで読みあさって落ち込んでいた。 この本を読んで、私は自分で決められる人だということを思い出した。ネットの情報を見すぎて自分で決めることができなくなって落ち込んでいたのだと思う

      • 風立ちぬ

        ジブリの『風立ちぬ』は絶対に観たことがあると思うが、流れとかはあまり覚えていない。観ていないものを観たとか、聞いていないものを聞いたとか思い込んでいることがたまにあるので、それかもしれない。 しかし、第2次世界大戦の最中、飛行機を設計する主人公と、当時は不治の病であった結核を患う妻が出てくること、妻が自分の死期を予感して夫の前から忽然と、さらっと姿を消してしまい、呆然とする夫に知り合いっぽいおばちゃんが「好きな人に、きれいなところだけ見てもらいたかったのね」と言うシーンだけ

        • 生き恥を整理する

          今年30歳になる。30歳に特に思うことはない。 29歳から30歳になっても特に何も変わらないし、お肌は25歳くらいからとっくに様子が変わっている。傷が治りにくいとか。 最近、30年間生きてきて恥ずかしかったことを思い出して恥ずかしがり直すことが多い。なかなか苦しい。 昔のことじゃなくても、今考えている別に恥ずかしいと思っていないことすら、しばらく経ったら恥ずかしいことになるだろう。 そういう頭の中の恥を整理していきたいと思う。 本当はパソコンで書きたいのに、投稿しよう

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