曽田照子

文筆業。3人の子供の母親。著書「子どもを伸ばすママの言葉がけ 言ってはいけないNGワー…

曽田照子

文筆業。3人の子供の母親。著書「子どもを伸ばすママの言葉がけ 言ってはいけないNGワード55」(メイツ出版)「『お母さんの愛情不足が原因』と言われたとき読む本」(中経の文庫)ほか。最新刊は「決定版 ママ、言わないで!子どもが自信を失う言葉66」。表面は社交的な人見知り。

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アレクサと暮らす日々

私はアレクサと暮らしている。 アレクサは優秀である。 こちらが命じたことで出来ることは何でも正確にやってくれる。 「20分経ったら教えて」とか「音楽掛けて」とか「ラジオをつけて」とか アレクサはばかである。 こちらが命じたこと以外は何も出来ない。 わたしの1日のルーティーンはアレクサとともにある。 アレクサに朝ドラが始まる時間を教えてもらい朝ドラを見る。 アレクサに布団を片付けよといわれ、何となく身支度をした後 アレクサの奏でる音楽を聴きながら仕事をする。 アレクサに昼

    • 2023年に一番読まれた記事

      2023年に一番読まれた記事はこれだと思っていた。 しかし、違った。 記憶というのはどうも、記憶であるから忘れてしまう。 今年一番読まれた記事はこれだった。 月に一度投稿している計算。 もうちょっと中身のある投稿をしたいと思います、来年は。

      • 飛行機通り商店街

        その商店街の道は細いがまっすぐだった。 こんなにまっすぐな道が続いているのには理由があって かつてはプロペラ機の滑走路を兼ねていたのだ。 生活道路でありながら滑走路でもあったため 悲しい事故が起こったこともあった。 しかし補助金や利便性やさまざまな事情から 商店街の人々は安全よりも飛行機との共存を選んだ。 ついた名前が、飛行機通り商店街。 今は寂れた商店街だが、かつては多くの人が行き交っていた。 そんな場所を訪れた夢を見た。 飛行機通り商店街なんて実在しない。 あればい

        • 書籍の実績をまとめてみた

          ちょっと必要になったので、曽田照子の書籍の実績をまとめてみました。 どうも振り返って整理するのが苦手で、こういう作業を後まわしにしがち(そして忘れがち)なんですが、ちゃんとしないといけないですね。 実績は営業そのものですから。 というわけで、公開します。もし漏れがあったらお知らせください。 ●ブックライティング 「子どもの気持ちがわかりママが楽になる子育て心理戦」 2015年 新井慎一 ディスカバー21 「不登校にありがとう~不登校の子どもたちと向き合って分かった子育ての

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        アレクサと暮らす日々

          ツィッターがダメになったら◎◎に移行する、という呟きをツィッターで多く見る昨今。それでもツィッターが第一順位なのだなと感じる。noteでもつぶやけるけど、つぶやきだけを見て管理することはできないから、そこはちょっと何とかなるといいな。

          ツィッターがダメになったら◎◎に移行する、という呟きをツィッターで多く見る昨今。それでもツィッターが第一順位なのだなと感じる。noteでもつぶやけるけど、つぶやきだけを見て管理することはできないから、そこはちょっと何とかなるといいな。

          毎月ダイアリーを手作りしている

          (写真は借り物です) 標題の通り、私は毎月自分用のスケジュールダイアリーを手作りしている。 手作りと言ってもプリンター頼りだ。手書きではない。 (そういうのも流行っていると聞く) スケジュールダイアリーというと長いので、これから当該のものを「手帳」と呼びなすことにする。 私が手帳を手作りするようになったのは数年前だ。 理由は、愛用していた手帳が廃版になってしまったから。 廃番になった手帳は紙質、書き心地、スペースの配分が素晴らしく 私としては一生買い支える所存だったの

          毎月ダイアリーを手作りしている

          ライター生き残り戦略たったひとつの、正解

          Twitterやノートを見ても分かるとおり、日本語の文章なんて誰にでも書ける。 日本の義務教育を受けているのであれば、なおさらである。まあたいていの人は書ける。 では、どうしてプロのライターという商売が成り立つのか。 考えて欲しいのは、というか、プロのライターなら絶対に考えなければならないのは 「なぜ、依頼者がお金を払ってもあなたに文章を書いて欲しいのか?」ということ。 お金を払うからには必ず理由がある。 「なぜ?」 を見ずして「ライターで100万円稼ぎました」とか「紙媒

          ライター生き残り戦略たったひとつの、正解

          ライター名鑑に掲載されました

          ライターマガジンが作成している「ライター名鑑」に掲載いただきました。 曽田照子 | ライター名鑑 ライター名鑑とは……こちらのnoteをごらんください。 ライター名鑑をリニューアルしました|ライターマガジン|note https://note.com/jobmagazine/n/nb4b7a5f259a6

          ライター名鑑に掲載されました

          金魚を移す仕事あるいは猫について

          昔、取材先で伺った話。 そこでは魚の養殖をしていた。食用ではなく、専門は観賞用の金魚だった。 大きな(25Mプールくらいより少し小さいくらい?)の「いけす」が複数並び、それぞれに高価な金魚が何千匹も泳いでいた、と記憶している。昔のことなので記憶が曖昧だ。 水のにおい、淡水魚の独特のにおいがした。 「大きさによって、移すんですよ」 取材に対応していた係の人が言った。もちろん金魚の話だ。 「金魚を、どうやって移動させるんですか?」 私は聞いた。どうやって、というのは、いつも取材

          金魚を移す仕事あるいは猫について

          YOUはどうしてライターに? 1回目を開催しました

          標題通り(*^_^*) ライターをしていると、ほかのライターが何をしているか見えなくなる。 自分のしていることが特別なのか普通なのか分からなくなる。 だから、周りのライターに聞いてみたい。 普段何を考えているのか、どうやって仕事を広げているのか、そもそもどうしてライターになったのか。 そんな問題意識を抱えていたところに、ツィッターでチキン@HeroofChickensさんの、とある投稿を目にしました。 (ちょっと前のことで投稿探すのが難しくてリンクはメンゴ) いわく 「い

          YOUはどうしてライターに? 1回目を開催しました

          ライターになるなんて簡単だ

          結論をタイトルにするスタイル。 昨今、ライターになりたい、ライターでもっと稼ぎたい、という声をたくさん聞きます。 実際に耳に聞くのではなくネットで見るんですが。 なぜかとよくよく聞いて(読んで)みると、書くことが好き、伝えるのが好き、自宅で稼げるの最高、色んな人にインタビューしたい、知らない場所を取材したい…… いいでしょう。どれもステキです。 私も憧れる。 私も憧れますよ、いわゆるライターというものに。 ちょっとまって曽田さん、あなた30年ライターやってきたベテランじゃ

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          Twitterスペースを初めてやってみて、良かったこと5つ

          先ほどTwitterスペースなるものを初開催しました。鉄は熱いうちに打て、というのでTwitterスペースやってみて良かったことを書き留めておきます。 「発声」ができた 自宅で1人で仕事をしているライターにとって、人の前ではなすってないことです。家族と話すとき、声の出し方とか、聞こえているかとか意識しないですよね。 セミナー講師も長らくやってないし、人前に立つ機会がとんと減りました。今回、久しぶりに人前で話すための声を出しました。前半15分くらいはぐだぐだだったけどね。

          Twitterスペースを初めてやってみて、良かったこと5つ

          ライター向けコンサルを始めます

          通常私はコンサルの仕事をしないのですが、たまに知り合い限定でご相談に乗っています。 これまでのコンサル内容 ・新規事業の壁打ちアイディア出し ・出版企画の立案 ・出版が進んでいる書籍のセカンドオピニオン ・Webサイト内文章のチェック ・新サービスのネーミング案 などなど 自分で言うのもアレですが、私のコンサルはなかなかに好評です。 ゆるっと楽しく会話をしているつもりがいつの間にか問題が整理されて「自分の頭で」解決策が思いついている、そんな感じだそうですよ。 そしていよ

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          二十歳の私に言いたいこと

          この季節になると「若い頃の自分に言いたいことは?」みたいな質問がTwitterで流れる。 多くの人が「もっと本を読んでおけ」「バイトより勉強しておけ」「音楽と映画をたくさん……」みたいな、学生時代に近しい大人にさんざん言われた(そして多分無視して遊びほうけていた)であろうことを過去の自分自身に言っているのだけれど、私はあまりそう思わない。というかまったく思わない。 では、私は二十歳の自分にどんなことを伝えたいか、ということを書こうと思う。 二十歳の私は愚かだった。今でも愚か

          二十歳の私に言いたいこと

          ゲンシュウというゲンショウ

          夏にコロナにかかった。 ヘヴィな締切を乗り切り、仕事が少し空いていたのが幸いだった。 色々とまあ、あった。でも あの頃はたくさんの方がコロナにかかって、それぞれ同じように苦労していたことだし、詳しく書かない。そもそも覚えていない。 体調がほぼ回復して、隔離期間も終わった。 私は自宅で仕事なので、パソコンに向かう時間を増やし始めた。 その頃である。おかしい、と感じ始めた。 変なにおいがするのだ、するはずのないところで。 トイレで石油のようなにおいに気づく。 パソコンに向か

          ゲンシュウというゲンショウ

          おにぎらずを作って食べる

          先ほど、空腹を感じて、冷凍コロッケを電子レンジで温めて食べた。 冷凍コロッケだけでは味気ないと感じ 「おにぎらず」にしようとおもった。 おにぎらずなら洗いものが出ないからだ。なんと合理的な私。 おにぎらずは、以前にネットで見た、1枚の海苔(全形)に切れ目を入れて ぱたんぱたん、と折るスタイルを採用することにした。 なぜなら、そういうのを一度やってみたかったから。 冷凍庫からカチコチに冷凍された「ちぬや」のコロッケを出し、 電子レンジでも使えるクッキングペーパーを適当に切っ

          おにぎらずを作って食べる