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苦悩と葛藤のヒストリー〜音楽を得る編〜

音楽によって誰かに価値あるものを生み出し、そのことで自分の価値を見出したい。
どうもソーダ・ヒロです。

誰かに自分の表現をみてもらおうというモチベーションの中で、作品で判断されるのが一番良いことであるのは揺るがないのですが、音楽の知識を増やしてそれを音楽にフィードバックする作業と同じように、自分のことも理解し、そこも音楽に落とし込まなければいけないかな、とも思います。

自分を省みることで、作る音楽が『自分でなければいけない理由』を見つけないといけないと思います。
そうでないと、ただいい音楽を作れたとしても、"それを発信する者が誰でも良い"音楽なら僕はいらないですもんね。

そう思った時に、「自己紹介が薄い!」と感じたので、恥も情けないところも含めて、今一度自分を振り返りながら自己紹介させていただければ、と思います。


前置きが長くなってしまいましたが、、

本日はわたくし勝手ながら自らの今までと今後を含めた「苦悩と葛藤のヒストリー」と題して、改めて自己紹介的な記事を書かせていただければ、と思います。

このマガジンのサブタイトルにもあります「負け続けた日々と音楽」という言葉の通り、終始負け続けている僕の過去です。どうぞ見てやって下さい。



自分の夢は?と聞かれたら、間違いなくそれは「音楽と絵でご飯を食べていくこと」に他なりません。
自信のなさから、なかなか周りの人に大きな声でそう返答できずにいる自分もいるのですが、、、


その上で今までの自分の行動は?というと、、、

空気のような中学生時代

中学生時代、周りの人が少し悪ぶれたり、小学校までの友人関係の付き合い方が変わる中で、自分は「自分」というものを強く押し出す方ではなく、周りに合わせて頷くだけの人任せ人間でした。

そのため、
急激な環境の変化について行けず、ポツンと置いてけぼりになっていました。

悪びれることも「なんかキャラ変わったね」なんて言われることが恐くて、ただ人に合わせるだけの"いい人"でいようとした結果、
"何者でもない自分"が出来上がっていました。

他人の評価からはみ出すのが恐くて、
「優しいよね」「いい人だよね」「真面目だよね」なんていう無味無臭の褒め言葉の似合う人でい続けようとしてたんです。


その頃の僕は嫌われてはいなかった気がしますが、好かれてもいなかったと思います。ホント"空気"のような存在"で、いてもいなくてもいい人です。

中学までは地元でエレベーター式に上がっていく環境だったので、何も考えずにただ学年を重ね、高校もこのくらいのレベルに入れたら普通、という周りの評価に添ったものを選んでいました。
別にそこでやりたいこともない、夢も目標もない、自他元に認める"からっぽ人間"です。

当然、そんな魅力のない僕に人が集まることなどなく、友人と呼べる人はほぼいなかったと思います。

でもそれは、『自分で選択する』ということから逃げ続けた結果、なるべくしてなった姿だったのです。

(はぁ、、、なんか凹んできました、、、で、でも書く!書き切る!)

アコギブームで一念発起


そんな状態で過ごしていた中学3年の頃、学校中を巻き込んで流行した"アコギブーム"。

みんなこれみよがしにアコギを手に取り、ゆずやら19の曲を練習しては披露し、学校での話題も大半がそれでした。

悪びれることのできなかった自分ですが、「これなら僕にもできるかもしれない。」と一念発起し、珍しく親に頼み込んで15000円ほどの安いアコギを買ってもらい、毎日のように家で練習しました。
ホントあの時は狂ったように練習してました。なんだか『初めて自我が芽生えた瞬間』とでも言いましょうか。

学校から帰ってきてからも、休みの日には朝から晩まで、特に遊ぶ友人もいなかったので、受験勉強にかこつけて、ホントずっとギターの練習をしていました。

その当時の明確な目標はただ一つ

『みんなみたいな"普通の人"になる』こと。

当時の目標『“普通の人”になる』

当時の僕にとって、自分は"劣った人間"。だからみんなと同じことができればみんなと笑い合ったり冗談を言い合えるようになるのではないか
今思えばなんかなんてことない理由ですが、当時の僕は強烈に"普通の人(周りの人と同じ)"になることに執着していました。

自分がギターをしていることなど誰にも言わず、家で黙々と練習する、という日々が続き、半年たった頃、同じ塾に通っていた人たちが塾終わりにギターを披露し始めました。

その時僕はたまたま居合わせただけでしたが、周りの内の一人から「ギター弾ける?」と聞かれ、「少しだけ、、」とかなんとかか細い返事をして、ギターを借りてゆずの夏色のストロークを弾きました。

その姿が意外だったのか「へぇ、弾けるんじゃな」と言われ、そのことをきっかけに塾の人づたいに放課後、近くの公園でのギターの集まりに参加するようになりました。

ギターを手にする前の自分ではあり得ないような状況の変化に戸惑いながらも「少しはみんなに近づけたかな、、」とほのかな喜びを噛みしめていました。

そうした時、

一緒に集まっていた内の一人から


「一緒に路上出てみん?」


と誘われました。

思いもよらぬ一言に一瞬躊躇しましたが

「うん。」

と返事をし、
2人でゆずの真似事のようなことをしながら地元の役場の前で練習を重ね、岡山駅前で週に一回歌いに出るようになりました。

それも、僕を誘ったその人が、最初に声をかけた友人に振られたから、というなんとも世知辛い理由で僕に声をかけただけだったのですが。。

それでも僕は選んでもらえたことが嬉しくて、それまでより一層の熱量を込めて音楽に没頭していきました。

高校1年の時、地元の人がもう1名加わり、3人組となり、そこから長らく路上で歌い続けることになりました。

音楽で得たもの

"何者でもない自分"が音楽に打ち込んだことで、一つのことを共有できる"仲間"を得ることができたんです。

それは僕が初めて自分で行動を起こしたことで得られた一つの成果でもありました。

グループ活動時に制作した曲もちょこっと載せておきます。
3人とも曲は作っていましたが、今回は僕が作ったものを載せます。

『あなた思い』
https://soundcloud.com/hiro-soda/your-song

『ユー!ユー!ユー!』
https://soundcloud.com/hiro-soda/ota2mmbgpomq

なんか、「若い!」「青い!」みたいな感じです。。。

って、長い。。

長いので記事またぎます。。すみません。


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