【イベントレポート】おしえあいキッチン2
今号では、私たちsoeasyの会社のカルチャーがわかる社内のイベントについてレポートいたします!大切にしている考え方や、会社の雰囲気が伝わったらとても嬉しいです!
おしえあいキッチン2
去る、1月9日(火)。少し長めのお休みをいただいたsoeasyの今年初日のお仕事の日。
拠点を置くフランスはニースから一時帰国いただいた2023年2月に、感動の食体験をご提供くださった、松嶋啓介さんに、再度axleにお越しいただき、食にまつわる様々な考え方を学ぶ、おしえあいキッチン2(第二回,2024)が開催されました。
(2023年2月の様子はこちら!)
おしえあいキッチンとは、私たちsoeasyが日々働いているオフィスにあるキッチンスペースを貸切、素敵なゲストのお話を聞きながら料理の深い世界を探求し、学びを深めていく取り組み。
2023年に初開催され、約1年ぶりに松嶋さんのご帰国に合わせて企画されました。
松嶋啓介さんについて
プロフィール文からみても素晴らしい経歴の持ち主なのですが、なにより食や料理を通じて「人生観を変えます」と力強く誘導いただける人柄に惚れ込んでしまいまして、今年は全社員参加の大所帯で貴重なお話と料理の本質について学ばせていただきました。
時間をかけることの効能
今回松嶋さんからのご提案で選んだ料理は、日本でもだいぶメニューとして浸透している(後にまったく別物と知ることになる)「バーニャカウダ」、そして「ポロネギとレモンのリゾット(塩なし)」という豪華二品。
この工程で教わったことは、火力を高め、時間を短く調理したものは、角が出てきつくなるという学び。
現代社会は利便性の向上や、時間短縮の波が当たり前になってきていて、その傾向について食材の仕込みを通じて警鐘を鳴らしてくださいます。
この工程。ニンニクをコトコト煮込んでいくのかと思いきや、火を通しては捨て、火を通しては捨て、を3度ほど繰り返します。煮込む、というよりは牛乳と水で、ニンニクを低温で洗う、という感覚が近いかもしれません。
すると不思議なことに、本来刺激的(と思われがち)なニンニクが、綺麗さっぱり角が取れて、うまみが際立った、力強い食材に様変わり。皆でいかにまろやかなニンニクに仕上がったかを、香りで体感していきます。
忙しい、は心を亡くす。慌ただしいは、心を荒げる。
松嶋さんは、料理をしながら豊富な食材の知識や調理の知識だけでなく、言葉の意味や、そもそもそのメニューがどこの地域でどのように食され、何を理由に今なお愛され続けているのかを時にトークで、時にホワイトボードで書きながらおしえてくれます。
家で食べる食事も、外で食べる食事も、五感をフル活用して食べることの重要性や、文化的背景を知ることで、どういった目的でその食事を食べるのか。そんな思考の大事さについて語らっていきます。
早速参加したsoeasyのメンバーから
「食べ物や飲み物でのストレス発散は、むしろ次への渇望を生みエンドレスというのは目から鱗だった」「食材が持つ印象にも実は長い生活の中でバイアスがかかっているのではないかと感じた。」
などなど、たくさんの感想が届いています。
共通の体験を通じて、共に視座を高めていければと思います!
soeasyライフハッククリエイターとの共演も
今回のおしえあいキッチンでは、最近メディア露出が増えたきたsoeasyのライフハッククリエイター、中村美咲が、松嶋さんの助手として料理の補助を担当させていただきました。
調理師免許を持つ彼女も、とても学びになったとのこと。
今後のライフハッククリエイティブにきっと好影響に違いありません!
「おしえあうって、すばらしい。」を形にした社内イベントの様子をお届けし、今号はこの辺で。
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