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信州草原再生の会 2024年度の活動について

継続的な草原再生活動をおこなうために、年度内のNPO法人化に向けて準備をし、安定的な財源確保に向けて様々な取り組みを行っていきます。
また、昨年と同様にため池補強工事での希少植物の保全活動をおこない、今年は新たに菅平高原でも草原再生をおこないます。

活動内容

ため池
長野県上田市内で行われている、ため池の耐震補強工事での希少植物を見つけてマーキングする作業、希少植物の移植や、移植した希少植物のため池への戻し等。土日を中心に実施予定

菅平高原(根子岳四阿山の山麓)
根子岳四阿山の山麓で白樺の枝打ちや笹刈りを実施予定。本来は草原地の樹木についてはできるだけ伐採したいところですが、国立公園ないであり木の伐採はできません。そのため、枝打ちに留めます。

マネタイズ
継続的な活動を担保するために、白樺の資源化と場所の資源化に取り組みます。
白樺は、サウナウィスク(ヴィヒタ)や樹液、スウェーデントーチ、丸太そのもの、白樺をホダ木にしてなめこ栽培、これらを販売してどれだけ収益が得られるか挑戦します。

NPO法人化を目指す
根子岳四阿山山麓の保全活動を円滑に進めるために、数年の間で風景地保護協定の実現を目指します。風景地保護協定に必要な公園管理団体に成るべくNPO法人化を目指します。


風景地保護協定ついて
風景地保護協定は全国で2例しかなく、3例目を目指します。


ボランティア募集

まだ日程は決まっていませんが、一緒に作業に参加していただける方、NPO法人の設立に協力していただける方、白樺のマネタイズにご協力いただける方をいつでも募集しています。
お気軽にご連絡ください。開催の案内はnoteでおこないます。

shinshu.sogen@gmail.com


ご参考

国立公園だから環境が保全されている訳ではないというのは悩ましい問題です。代表の田中先生の論文です。


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