表紙

『翻訳できない世界のことば』の著者が贈る、小さな美しい科学絵本


あなたは、自分が夜空に輝くあの星たちと共通点を持っていることや、
月がなぜいつもそこにあるのか、などについて思いを馳せたことがありますか?
惑星のすばらしいダンスや、過ぎ去っていく時間のこと、そして森羅万象の原理について、考えてみませんか?

この世界は、あまりにもふしぎに満ちています。
私たちは、今までになく複雑化した文明の中で暮らしていますが、そこには美しいもの、そして、「どうやって」「なぜ」という問いの答えに出会う幸せも存在しています。

この度、創元社より、『ことばにできない宇宙のふしぎ』という書籍を刊行いたしました。

ニューヨーク・タイムズのベストセラー『翻訳できない世界のことば』の作者による本書は、繊細な思考の広がりとイメージ豊かなイラストによって、宇宙のふしぎへの探検にあなたを誘います。
私たちのすぐそばにある、おどろくべき原理や法則、現象に光を当て、心を震えさせてくれる一冊となっています。

今回の記事では、その中からいくつかのイラストをご紹介いたします。
この本が、あなたの紡ぐ物語の、ささやかな一部になれたらと願っています。

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ニューヨーク・タイムズベストセラー作家の最新作

10万部突破のベストセラー『翻訳できない世界のことば』の著者による待望の最新作。
著者はイギリス在住の若きイラストレーター。
彼女の最初の本LOST IN TRANSLATION(邦題:翻訳できない世界のことば)は、ニューヨーク・タイムズベストセラーになり、二作目のTHE ILLUSTRATED BOOK OF SAYINGS(邦題:誰も知らない世界のことわざ)とともに、8カ国語に翻訳されています。


科学のトピックを詩的に綴られた文章で

夜空に輝く星や月、空から降ってくる雨、人の体を形作る元素、過ぎ去っていく時間。
私たちの暮らしに息づく森羅万象の不思議について、著者のみずみずしい感性で捉えた文章で綴られています。
詩や文学を読むときのように心を震わせながら、科学の教養も身につけられる大人の絵本です。


繊細でイメージ豊かなイラスト

各トピックには、イラストレーターとして希有の才能を持つ著者が描く、イメージ豊かで繊細なイラストが添えられています。
読み物としての面白さだけではなく、絵のイメージを読み解きながら感性を磨くことのできる一冊。
大切な人への贈り物にもおすすめです。


日常にあふれるセンス・オブ・ワンダー

本書を読むと、あたりまえに見えていた景色、いつもの毎日の中にちりばめられたたくさんの不思議が、きっと見つかるはず。

ぜひ一度、本屋さんでお手に取っていただけたら幸いです。

[著]エラ・フランシス・サンダース(Ella Frances Sanders)
必然としてライターになり、偶然イラストレーターになった。
現在はイギリスのバースに住んでいる。
彼女の最初の本"Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words from Around the World"(邦題:翻訳できない世界のことば)はニューヨーク・タイムズのベストセラーになり、二作目の"The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World"(邦題:誰も知らない世界のことわざ)とともに、8カ国語に翻訳されている。ホームページ:ellafrancessanders.com そのほかのソーシャルメディアにも出没。
[訳]前田 まゆみ
絵本作家、翻訳家。
著書に『幸せを引き寄せる月の満ちかけ物語』『幸せの鍵が見つかる世界の美しいことば』(創元社)、『庭に咲く花えほん』(あすなろ書房)、『くまのこポーロ』(主婦の友社)など。翻訳書に『翻訳できない世界のことば』『SOPPY』(創元社)、『なんでもおんなじ?』(フレーベル館)などがある。