宗真

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【随筆】モチベーション

生きることに目的を持ちましょうみたいな、最近のキャリア教育の在り方がどうも合わない。 もし明日死ぬなら何したいとか、死ぬまでにやりたいことリストとか、そういうことを考えるのは得意じゃない。「〇〇したい」という能動性を問われると、何だか言葉が出てこない。無いことはない気がするけれど、うまく言語化できない。 死ぬまでにやりたいこととか言い出したら、なんだか「〇〇するために生きる」って言ってるみたい。奇妙だ。生きるのって「生存権」っていうくらいだしどちらかというと基本となる状態

    • 親の言う「自分は〜だった」ってのは「お前もこうしろ」って言われているようにしか聞こえないから雑談すら面白くない。

      • 【詩】自由

        言葉にならないこの感覚をなんとか言葉にまとめる それは偽物であり くだらなさが増す 自由になりたい 自由とは 自由ではなく 自由になりたい 自由とは 自由とは 自由とは 自由になりたい 自由に なりたい

        • 【随筆】無くならない仕事

          AIによってなくなる仕事ってリストを見たけれど、どれもいまいちピンとこない。というよりもAIというのは所詮道具なのだ。それをどう使ったかどうかに対する責任は必ず人間側に帰属するはずであり、そういう責任というのは役職という言葉とセットに扱われる。だからなくなる仕事なんてのは大してないのだてはないだろうか。 人間というものは完璧ではない。だからこそ何かミスや問題が生じたときに責任を取る。それは誰かが自然の因果関係を断ち切るということだ。 AIが完璧なものになるのであれば、それは

        【随筆】モチベーション

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          【随筆】馬鹿な話

          難しいことを考えるときは、それなりに時間がかかることを覚悟しておかなくてはならない。 よく何かの資格を取得するには「平均n時間の勉強が必要」みたいな表現をみかける。でもそれって何の意味があるのだろう。合格者全員に何時間、何日間って質問して集計して、平均を出す。不合格者にも同じ質問をして平均を出す。そこに差があればその差が合否を分けたようにも感じるけど、そんなのは嘘だと思う。 というのも、勉強は時間じゃないからだ。例えば語学の資格だったら帰国子女の場合にはそこまで時間がかか

          【随筆】馬鹿な話

          【詩】夜

          先に言いだしたのはお前だ どうしようもないんだ どうしようもない生活と どうしようもない思考 どうしようもない世界と どうしようもない社会 情とか理とか 将来とか経験とか 勘違いしている 自分のものだと思って 好き勝手言って 心も読めない クソ野郎 主観も客観も無いね 無茶苦茶 もうなにもかも むちゃくちゃ

          【詩】夜

          【随筆】ゾンビは人に進化する

          TwitterがXになって稼げるようになって、今はインプレゾンビで溢れている。Youtubeに商品紹介動画が増え、ステマが増え、最終的には文字と画像の動画だらけになったような数年のプロセスを一瞬で経たようだ。 インプレゾンビのヤバいところはトレンド機能を完全に殺しきっているところだと思う。TwitterがXになる前から、トレンドのワードを無闇矢鱈に組み入れて宣伝やアフィリエイトを行っているアカウントはいくつかあった。だが、それでもトレンドワードに対する情報は分かる程度の量だ

          【随筆】ゾンビは人に進化する

          田舎が好きなのではなくて、都会が嫌いというか。せいぜい「晴れた空が大きく見えて平らな土地」が好きなくらい何なんだと気づいた。 でもこれって多分人として生きる上で先天的に備わった感性な気がしなくもない… 山とか見てると少し怖くも感じるし…

          田舎が好きなのではなくて、都会が嫌いというか。せいぜい「晴れた空が大きく見えて平らな土地」が好きなくらい何なんだと気づいた。 でもこれって多分人として生きる上で先天的に備わった感性な気がしなくもない… 山とか見てると少し怖くも感じるし…

          【日記】記憶と記録

          熊本城に行った。 熊本城には初めて行った(記憶にある限りでは)。熊本城は敷地の多くの部分に地震の影響がかなり残った状態だった。そのためか、通路として大きな橋が作られていた。正直最初は落胆した。まるでテーマパークだなぁ、と。そんな思い出で守閣に入ったら、天守閣はもっとすごくて、耐震化の為か中身はほぼ現代のもの、昔を知らないけど別物感がある。しかし資料・博物館としては非常に面白かった。その上で、このテーマパーク化が良しとされた空気を何となく理解できた。熊本市は城下町として歴史を

          【日記】記憶と記録

          【詩】声

          形あるものは いつか消えてしまう 壊れてしまう そういうけれど 語りない言葉も いつか消えてしまう 形ないものだって 壊れてしまうし 消えてしまう

          【詩】声

          【詩】冬から

          寒い朝 ストーブを付けて 裏起毛のズボン 冬の朝 昼になると 汗がにじむ 肌に張り付く 裏起毛のズボン 春のよう 世界に何があるのだろうか 明日はもっと寒くなるのだろうか それとも どうだか

          【詩】冬から

          【詩】気まぐれ

          鳴き声につられ窓際に寄ってみる 庭先に2匹の猫 目が合った 写真を撮った 窓ガラスに室内灯が反射して なかなか上手く撮れない そうこうしてる間に 庭先は静寂になった 猫は気まぐれというが もともとこちらのエゴに付き合う理由もない 気まぐれなのはいいことだ また気まぐれに鳴いてくれれば こちらも気まぐれに顔を出す 吾輩は人である

          【詩】気まぐれ

          【随筆】続けるという法

          体が限界を迎えるというのは、どんなものでもある。 例えば、好きな食べ物であっても無限に食べることは出来ないし、好きな映画を何回も連続で見続けることも苦痛になるだろう。 逆に、嫌いな食べ物を食べていれば段々と食べれるようになるかもしれない。苦手なホラーも、何回も見れば怖くなくなるだろう。 「繰り返し、続ける」というのは何かに対する嗜好や思考を反転させる…ことがある。 僕は満員電車に乗れない。厳密には「乗りたくない」だけど、それを覆すことができる時にしか乗れない。例えば、デ

          【随筆】続けるという法

          【随筆】東京

          地方出身の人が少しだけ羨ましい。 首都圏内に生まれ住むと上京というのは帰省だ。数年だけ大阪に住んでいた頃、地方都市では最大規模の大阪の人でさえ、上京というのは何か夢のある話のように語っていた。何だか地方から見た上京というものの感覚がいまいち理解出来ない。 「上京して、失敗して、地元に帰ります。」そんな話は存在しない。都会生まれが全員そうだとは思わないけど、都会の嫌な部分だってたくさん見る。満員電車で通勤通学なんかして、少し頭が良くてももっと頭が良い学校、少しスポーツができ

          【随筆】東京

          【日記】寝正月

          2024年は寝正月。これまでは毎年、祖父の家に集まって正月を過ごしていた。けれども今年は祖父が亡くなって、その集まりも亡くなった。祝いの年ではないらしい。 年賀状も無く、喪中はがきを数枚出すのだ。そんな風習に何の意味も感じないけれども、そういうモノだからということでそういうことらしい。如何にも日本人らしい納得の仕方な気がする。 別におせちはあまりおいしいと思わないしどうでも良かった。そんなこんなで寝正月を過ごしていたら、北陸で大地震だ。 建物が崩壊し火事が起きて大変なこ

          【日記】寝正月

          【随筆】大切なものとか、譲れないものとか、なんとかかんとか

          現代社会において、目的とか目標を明確に示して、自身の価値観や世界観を端的に明示することが好まれるのは、なんとなく一神教の世界観、西洋的価値観から来るもののような気がしなくもない。 例えば、将来の夢とかキャリアを考えるうえで、譲れないものとか最も大事にしたいこととか、考えさせられる。そういう自身の価値観や世界観に対して基準や順位を設けることで、より具体化する作業をする。それによって選択をより合理的に出来るように仕向けているのだと思う。 しかし、それは本当に合理的なのだろうか

          【随筆】大切なものとか、譲れないものとか、なんとかかんとか