ジョージ

東京谷中 ちいさな設計事務所HAGISOに勤務するジョージ / #HAGISO / #…

ジョージ

東京谷中 ちいさな設計事務所HAGISOに勤務するジョージ / #HAGISO / #ひみつの本屋 / #設計事務所 / #西日暮里BOOKAPARTMENT / #本屋 / #エンジニア/ #東京藝大建築 / #横浜国大建築 / #テニス / #横浜 /

マガジン

  • ひみつの本屋のつくりかた

    西日暮里でシェア本屋西日暮里BOOK APARTMENTを始めたジョージが、熱海であたらしい本屋をはじめる話。

  • 小さな本屋のはじめかた

    就職して以来、建築設計の仕事をしていたはずのスタッフが、 設計をしながら、「西日暮里駅前で本屋をはじめた」そんなはなし。

  • 谷根千宅配便のつくりかた

    谷根千宅配便ができるまでにいろいろな出来事があり、日々進化し続けていく新しいアイデアの宝庫。忘れないうちにメモメモ

最近の記事

エキナカで本を売る。「ひぐらし書房」後編

今日は、前編の続きとして「実際に作っていくところ」のお話をしていきたいと思う。前編をまだ読んでいない人は、こちらからどうぞ。 さぁ、棚を作ろう。棚づくりは予算も考慮して、自分たちで作ることにした。設計図は前編にも出てきたゆりちゃんが引いてくれた。(「お前が設計しろよ」と言われそうですが。笑)そして買い出しも一緒に。笑 切り出しはホームセンターでやってもらって。組立は事務所で。 ブクアパの棚を作った時のことを思い出しながら。 実際に組み立てを手伝ってくれたのは、ブクアパの棚

    • エキナカで本を売る。「ひぐらし書房」前編

      2022年の10月にecute日暮里で行った「ひぐらし書房」についての裏話。 改めて、色々な人たちの協力によって出来上がったと本当に思う。 このまちなか(エキナカ)で起こる小さなつむじ風のような出来事が、誰かの心を少しでもざわつかせられたら嬉しいと思う。2022.12.30 ジョージ 「駅に本屋が欲しいと思って」この企画は、ecute日暮里の女性社員の一言から始まる。 「駅に本屋が欲しいと思っているんです。」 自分が働いている"駅"という場所にこだわりを持って、自分の考えを

      • 物語のはじまりの本屋

        今までの話はこちらから 熱海で本屋をはじめますが、その本屋の中身が知りたい方は、読んでみてください。 あたらしい本屋を始めることになりました。その名も「ひみつの本屋」 現在クラウドファンディング中です。 https://camp-fire.jp/projects/view/370846 もしよろしければ、拡散&ご支援ご協力よろしくお願いいたします。 出会い方を設計してみる前の記事で西日暮里BOOK APARTMENTを始めた経緯の「小さな本屋のはじめかた」でも書いてきたと

        • ひみつの本屋、はじめます。

          前回までの話はこちらに。 気になる方は読んでみてください。 「ひみつの本屋」という不思議な本屋ー熱海のまちで本が読める 鍵のかかった古本屋ー ジョージは、「ひみつの本屋」という本屋を、熱海ではじめることになりました。 誰にも気づかれないような裏路地でひっそりと。 どうしてはじめることになったか、については今後のnoteで書いていこうと思いますので、マガジンフォローお願いします。 カギのかかった古本屋何を思ったか。新しく作る本屋にはカギをかけることにした。 いつも店主が留守

        エキナカで本を売る。「ひぐらし書房」後編

        マガジン

        • ひみつの本屋のつくりかた
          2本
        • 小さな本屋のはじめかた
          5本
        • 谷根千宅配便のつくりかた
          5本

        記事

          第五話 大きな芝生としての本屋

          こんにちは、ジョージです。 今回は本とひとの関係性についてのおはなしをしてみたいと思います。 もし前回までのお話をまだ読んでいない方はこちらから。 イッピキオオカミたち僕はずっと、色々な人に支えられて生きていると思っているが、自分のことを人に委ねるのが苦手な気質であったがために、常に「一匹狼」であったと思う。 もちろん学生時代にサークル活動をしていたりもしたし、当然高校時代は部活もやっていた。よっぽど社交的な人間であったと自負しているのだが。 人と考えることが少し違って

          第五話 大きな芝生としての本屋

          第四話 人はなぜ本屋を欲しがるのか

          こんにちは、ジョージです。 今回は本とまちの関係性についてのおはなしをしてみたいと思います。 もし前回までのお話をまだ読んでいない方はこちらから。 売れないのに魅力的なもの学生の頃、僕は昔銭湯のリサーチをしていた。 これはまぁ、建築学生あるあるなのだが。兎にも角にも、地域のコミュニティのありそうなところに興味があった。 みんな「銭湯のある町っていいよねー」と、口を揃えて言う。 でも実際問題、銭湯の数は日に日に減っている。 いや、そもそもロジックがおかしい。 いいよね、と思

          第四話 人はなぜ本屋を欲しがるのか

          第三話 本をめぐる旅へ

          こんにちは。ジョージです。 今日は本をめぐる人たちの話をしたいと思います。 最近は旅に行けていないなぁ。と思いながら。 前回までの話はこちらから。 隣の青い芝生を見て前回から、僕はそれほど本を読む人ではなかったことは話していますが、そんな僕にでも本が素敵に見えた瞬間は結構あるわけで。 なんかこう、日記をつけることに憧れて、3日目で筆を置いてしまうような感覚に近いですね。 素人目には、なんか本を読んでいる人って、少し素敵なイメージ。 楽しそうに本を追いかけている人たちをみ

          第三話 本をめぐる旅へ

          第二話 本と本屋と僕と

          第一話から来られた方、ありがとうございます。 まだの方は第一話からぜひ。 今回は少し僕のルーツについて書いてみようと思います。 自分のことを書くのは少し恥ずかしいのですが、簡単に。笑 建築家をめざして2019年から僕の本屋業がスタートしたわけですが、そもそも僕の志した道は建築設計の道でした。 まぁいろいろとあるのですが、端的に言うと父の影響です。 僕は、「建築家の父 哲学者の母」というちょっと変わった家に生まれたわけですが、別に僕自身特に建築マニアだったわけではないので、

          第二話 本と本屋と僕と

          第一話 はじめまして、本屋はじめました

          はじめに。 僕が西日暮里駅前で本屋をはじめて、1年ほど経ちました。 西日暮里 BOOK APARTMENT https://scramblebdg.com/book-apartment/ 「え、建築の仕事してたんじゃなかったっけ。」なんて思う方もいるかと思いますが、今はきちんとどちらもやっています。 「なぜ突然本屋を始めたか。」 という話をきちんと書いたほうがいいなぁ。と思い。 これから書いてみようとおもいます。  2021/02/26 ジョージ はじめてのまち、西日暮里

          第一話 はじめまして、本屋はじめました

          第5話 まちをかけめぐる配達員

          みなさんこんにちは、ジョージです。 前回からだいぶ更新がかかってしまいましたが、ここからまた書いていきます。よろしくおねがいします。 さて、今回は配達員についてご紹介します。 配達員は、ほとんど飲食店舗のスタッフが担当します。 営業していた飲食店は、営業自粛をしている間は調理以外のスタッフが余っているのです。 店舗にてテーブルサービスをする代わりにまちに届けに行く感じですね。 お客さんを待っているスタイルだった以前の飲食店スタイルから考えると、こちらからお届けに伺うので、昔

          第5話 まちをかけめぐる配達員

          第4話 正確に伝えること

          谷根千宅配便のつくりかた。 第4話の今日は、オペレーターからの発信についてお伝えします。 本部のオペレーターの主な仕事は、「注文を受ける」ことと「注文を伝える」ことです。 スプレッドシートで作った注文を間違いなく伝えることがとても重要です。 その際に色々と工夫していることをお伝えします。 (店舗への説明時に作成した資料から抜粋) コミュニケーションツールには面的な広がりを 伝達ツールとして、僕たちは Facebook Messenger を採用しました。 正直 LIN

          第4話 正確に伝えること

          第3話 オーダーのしくみ の作り方

          谷根千宅配便のつくりかた。 第3回の今日は、オペレーションセンターの内部で、たくさんの注文をさばくためのプラットフォームの話をします。 電話が来てから、注文が確定するまでの時間に何が起こっているか。 意外と電話してる人も、興味があるかもしれません。w ・通話時間は短ければ短いほどよい。 ・注文を受ける際には抜け漏れがないことが重要。 誰でもできるしくみをつくる僕は昔から筋金入りのオタク気質なので、こういうときに複雑なことを考えすぎてしまう悪い癖がある。こういう癖も長いこと

          第3話 オーダーのしくみ の作り方

          第2話 電話を待つオペレーターチーム

          やっぱりオーダーは電話でチラシを配る前に、こんな議論があった。 やっぱりWeb注文かなー?それとも電話? なんとも、取り留めもない議論だったが、一番最初は「電話」を選択した。 電話を選んだのは、シンプルで浸透しやすく、ご年配の方にも対応しやすいから。あと、こんなときこそ「声を直接聞きたいし、元気な声を届けたい。」というのもあった。初日と2日目、知り合いの人がたくさん注文の電話してくれて、本当にほっこりした。 TAYORIの小上がりが注文センターに最初の頃はTAYORIの固定

          第2話 電話を待つオペレーターチーム

          第1話「谷根千宅配便」のはじまり

          谷根千宅配便がはじまるまで目まぐるしい日々だった。 もはや記憶を辿れないくらいドタバタと。 諸々忘れてしまわぬうちに、メモしてみる。 ドタバタで始まった「谷根千宅配便」コロナ騒ぎの発端は都知事の会見だった。 感染拡大を防ぐため「三密」を避けての行動を。というのが印象的だった。 ざっと動きをまとめると以下のようなスケジュールだった。 <営業開始までのスケジュール> 3/25水  小池都知事の会見で、週末の外出自粛が決まる。 3/25水 夕刻からHAGI STUDIO内部で会

          第1話「谷根千宅配便」のはじまり