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心を育む「悲しみの文学」フランダースの犬から学んだこと|に納得したお話

【noteスキ10000回ありがとう!感謝企画】毎日心を動かされた記事を1つ選び、サポート&お勧めする企画も早いもので29日目。ラスト2となりました。

本日おすすめの記事はこちら。

ちょむらんさんは現役国語講師であり、読書関連の発信や、罫線のフリー素材を提供してくれていて、私もお世話になっているクリエイターさんです。

さすが国語講師のちょむらんさん。

心を育む悲しみの文学|フランダースの犬から学んだこと

タイトルから興味津々です!

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✔️なんとなく悲しいお話を心が欲する

本や映画を見たいときに、

今日は痛快なアクションものを読みたいな!(見たいな!)

という時もあれば、

今日はなんか泣ける話を読みたいな(見たいな)

という気分の時もありますよね。

特に意識はしていなかったけれども、

不条理な結末に腹を立てたり、最悪の結末に暗たんたる思いしたくて、わざとそのような作品を見ていた?

振り返るとそんなことを思い出しました。

「フランダースの犬」も最後はハッピーエンドでは終わりません。

子どもの頃には

「ネロとパトラッシュがかわいそう」

と言って泣いた記憶があります。

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✔️フランダースの犬は衝撃の作品

幸か不幸かハッピーエンドの作品しか読んでこなかった「ちょむらん」さんにとって、ハッピーエンドで終わらない「フラダースの犬」には衝撃を受けたそうです。

あんなに健気に生きていたネルロとパトラッシュがなぜ……!
……という世の中の理不尽さを小1にして学んだ気がしています。おそらく本を読んで号泣したのは、このときが初めて。ご飯を食べても、お風呂に入っても、布団に入っても……その悔しさは冷めやらず、その後しばらく尾を引いていました。

深く深く心に残ったフランダースの犬。

心に残ったのには、きちんと理由がありました。

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✔️悲しみの文学は心を育む

フランダースの犬に限らず、理不尽さや不条理さに憤りを感じたりする作品はあります。

しかし、この悲しみこそ心を育てる。

という納得の論理を柳田邦男氏から引用。

さすが現役国語講師。日頃から多くの本を読まれていることが推察されます。

柳田邦男氏の語る悲しみの文学が心を育てるポイントは次の2つ。

・「明るく、楽しく、強く」という価値観だけを押しつけると、その子の感性も感情生活も乾いたものになってしまう
・悲しみの感情や涙は、実は、自らの心を耕し、他者への理解を深め、明日を生きるエネルギー源となるもの

喜怒哀楽の全てを経験するのが人生。

この過程で人の心が育まれるのであれば、読書という擬似体験で

普段体験できない「怒」や「哀」をどんどん体験することが心を育む

そういうことなのだと私は解釈しました。

読書が心を育むとはよく言いますが、

喜怒哀楽を含んだ幅広い読書が心を耕すのだということが改めてわかりました。

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まとめ

本日はちょむらんさんお<心を育む「悲しみの文学」フランダースの犬から学んだこと|に納得したお話>でした。

✔️なんとなく悲しいお話を心が欲する
✔️フランダースの犬は衝撃の作品
✔️悲しみの文学は心を育む

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終わりに

noteの記事を閲覧するときにも、その日の気分で選ぶジャンルがあります。

これも、無意識のうちに「心を耕すため」のセンサーの働きなのかもしれません。

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