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書けない打開策 まだまだ知識乏しい私が書く ふわっとした茶会日記

ご無沙汰してました。 
頭の中で記事をざっくりと思い描いては
消滅していく日々を過ごしてました。
文が書けない。書いてる文がつまらない。
ゆえに気分がのらない。

そこで打開策とばかりに、
昨日参加したばかりの茶会について覚書しておくことにします。
茶会日記です。
オチありません。
後半、自由に書き過ぎました。


最近の茶会は会記が配られる
(見直せて助かる)
会記とはその日使ったお道具の名前と
作り手の名前が書かれているもの


2023.7/16(晴れ・猛暑)

町田市の茶道協会が主催する月例茶会に参加。
この茶会は毎月第三日曜日に行われていて、在籍する色んな流派によるお茶席を楽しめる。

今回は大日本茶道学会と裏千家による二つの茶席。

大日本茶道学会の茶席では猛暑に涼をと〝水〟をテーマにしたそうで掛け軸は《瀧》、香合は《緋扇貝》、茶杓は《さざなみ》という名がついていた。
私が特に好みだったのは水指で
漆塗りにカラフルなみる貝がちりばめられていてとてもかわいらしく、お点前された高校生くらいの女子にとても合っていた。
物怖じせず淡々と進むお点前はすばらしく、今回テーマにしたとされた〝水〟と女子の存在が茶室全体で爽やかな水色な空気を纏っていてとても清々しかった。
水色のイメージは薄花色ね。

裏千家の茶席は豪華絢爛といった感じで
掛け軸の《富貴吉祥》(財があり地位も高く幸運に恵まれるように)を表すような道具合わせだった。
どれもが主役になり得そうなお道具達は
色鮮やかでありながら上手くキャラが立っている。
席主の先生のトークが面白くてわかりやすく、
話に引き込まれてしまった。
まるで個性あふれる園児(お道具)をまとめる幼稚園の先生のよう。年少クラスの一帯感。
どの道具も見ていて楽しかったが
お茶碗が平茶碗でありながら全員分違うお茶碗で出されたのにはびっくりした。
大広間での茶席で二十数名、夏しか使えない平茶碗をこんなに一度に見たことがない。
しかも茶碗もこれまた個性派揃い。末席の方に座っていた者同士で見せ合いっこした。
(普通は最初の三人までのお茶碗を末席まで回して拝見するのが習わし。ゆえに異例だがそこも許してくれる懐の深さよ)
ちなみに私の茶碗は可愛らしいメダカが描かれていて、抹茶を飲み干すと更に数匹のメダカと岩が現れる。抹茶の有無で景色の違いも楽しめる茶碗だった。
あの茶碗、欲しかったなー。

余談
帰りに茶道具屋へ寄ったら
私の習う、表千家不白流の宗家の書があるということで見せてもらった。
不戴清風
(重荷を下ろして軽くなろう)
莫妄想
(妄想することなかれ!他人と比較せず自らを生きろ)
なんだかグッとくる言葉で買いそうになったよ。

莫妄想とかかかってる茶室でこども茶道教室やるとかいいな。



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