見出し画像

面接ドキュメント 通りすがりのAV女優12 ワケあり奥さん編

S●Dで松本麗子サンのデビュー作を撮ったのは本作と同じ梁井監督。S●D時代の作品では人妻という設定でしたが、実はバツイチでシングルマザーの“元”人妻だということが本作で発覚します。自分が他社で撮った作品のウソを監督自ら暴いてしまうことで、逆に本作が『ノンフィクション』であることが際立つ格好に。

“本物人妻”として彼女の作品を楽しんでたボクとしてはちょっとフクザツですが痛快な掟破りじゃないでしょうか。普段の「通りすがり」はお互いにほぼ初対面から始まることがほとんどですが、松本麗子サンの場合は既に彼女の作品を3本撮っているので親密度がかなり高い。いきなりゼロ距離から始まる二人のセックスは、本当にシングルマザーと既婚男の不倫現場を見ているかのようなアツい雰囲気がありました。

前半の“火曜の人妻”は本作が初撮り。夫がいながらAVに出る方というのはこれくらい込み入った事情と秘めた欲望があって然るべきだよなあ…。と納得させられるリアリティがあります。湿った匂いの漂う幸薄妻のSEXは、マジの「素人妻」を望む本格派の方にこそ観て頂きたい。やっぱりこのシリーズ、面白いです。(ナベ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?