エッセイ ちゃんと見るには時間が要るのさ
今に始まったことでもないのでもう慣れきってしまっているのですが、私には絵心がありません。
ある時に、ふと絵が下手だとか上手いとかそんな話になったので、試しに犬を描いてみることになりました。私としては、犬を横から見た絵を描いたつもりだったのですが、顎の出っ張りが尖りすぎて嘴のようになってしまい、犬を描いたら鳥が出来上がったという、なんとも恥ずかしい出来事さえあったほどです。それも、30を超えていい大人になってからの出来事。
私の絵心のなさには、なかなか筋の入ったものがある