賀詞@速報酱CEO

日本の最新情報を中国に配信するメディアグループ会社「SOKUHOU」のCEO。中国SN…

賀詞@速報酱CEO

日本の最新情報を中国に配信するメディアグループ会社「SOKUHOU」のCEO。中国SNSにおける各アカウントの総フォロワー数は4500万人。海外担当者と中国に興味を持つ方に向けて、中国SNS・中国ソーシャルメディア・中国ビジネス情報を中心とした、中国のリアルな情報をお届けします。

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日本から生中継、中国ライブコマース、コロナ避け続々

ECライブコマースについて、日経新聞さんの電子版でトップ記事として取り上げていただきました。コロナの中に効果があるサービスで日中ビジネスに小さいな貢献できればと思います。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60957590Q0A630C2FFE000/

    • はじめまして、賀と申します。

      “速報醬”というMCN(インフルエンサープロダクション)会社でCEOをしている、賀と申します。 日本の大学を卒業してから15年ぐらい、日中間でIT・広告・媒体などの仕事をしています。 今までは自分の使命として日本の最新情報を中国の若者に届けることをやってきましたが、中国経済が発展し続ける中でも特に中国SNSはすごく進化していて、最近は日本→中国へと一方的に情報を流すだけでは足りないと思い始めました。そこで、これから中国のIT・EC・ソーシャルメディアなどの最新情報と個人の

      • 李開復《AI・未来》ー本書の背景「オススメ中国本002期」

        著者の李開復について 1961年12月3日台湾に生まれる。1983年コロンビア大学のコンピューター学科を卒業、1988年カーネギーメロン大学の博士課程を卒業し、当年《プルームバーグ ビジネスウィーク》の“最重要科学創新賞”を受賞した。 1990年代、アップルのインタラクティブマルチメディア部門に入社し、ApplePinyinのプロジェクトを担当した。その後SGI社とCosmo社の社長としてそれぞれネットワーク3D画像、マルチメディアなどのソフトウェアを開発していた。

        • 人生の第一曲線

          人生を一本の線で表したら、どのようになるだろうか? 人生を一本の線で表したものを「第一曲線」という。 第一曲線が表した意味を理解し、どうすれば幸せになるか考えたい。 人生の第一曲線とは何か? 一言でいうと“一本線二つ点三段階”、つまり“一本の線で二点によって三段階に分かれる”ということである。 誰もが生まれてからずっと成長し続けるが、人生は大きく分けると三段階に分けられる。知識、経験、人脈などを蓄える時期、あるタイミング(突破点)でチャレンジして一気に成長できる(

        日本から生中継、中国ライブコマース、コロナ避け続々

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        記事

          「推薦書」本の正しい読み方(3)解するための方法

          3)本を理解するための方法 “どうすれば一年で300冊の本が読めるか”、“一日に1冊本を読む方法”など、読書をするときに数の勝負になる人少なくはない。しかし、このような嘆きの声もを聞こえてくる、“理論はたくさん知ったけど、あまり幸せになれたとは思えない”。 “量をこなせばこなすほど質が上がる”という言葉を間違って理解している人が多い。「たくさん本を読んだら幸せになる」とか、「たくさん運動すればスタイルがよくなる」とか、「たくさん記事を書いたら素晴らしい小説を書ける」と

          「推薦書」本の正しい読み方(3)解するための方法

          中国ショートムービーは好機到来(最終回)

          ショートムービーのルールとユーザー特性を理解する 私が日本企業の中国向けプロモーションを支援している中で、非常に悲しく思うことの一つは、日本は2年前の中国を見ていることだ。この記事を見ている日系企業の中国プロモーション担当者の方は、広告代理店から、Weiboのインフルエンサー配信のみをよしとして提案され、企業アカウント運用といえばWeChatだけを、そしてフォロワーは知らず知らずに自然人ではないゾンビフォロワー(ロボット)を買わされているかもしれない。3つ目以外は2年前におい

          中国ショートムービーは好機到来(最終回)

          「推薦書」本の正しい読み方(2)本の選択方法

          2)本の選択方法 大体の場合、本を読むというのは何か目的があってやっていることだ。ただし、読書に割ける時間は限られているので、適切な本を選択できるということも一つのテクニックである。 五つの“間違いがちなこと” 読む本を選択する際のテクニックに触れる前に、まずは読書に関してよく誤解することを説明する。 1.読書は意味がない 2.本を読む時、知りたいことだけ読む 3.難しい本を読めない 4.読書は自分一人の世界で楽しむもの 5.読書は本を読むだけではなく、他人の解釈

          「推薦書」本の正しい読み方(2)本の選択方法

          「分組連」で仕事の難題を解決する

          「分組連」とは僕が作った言葉で、「分解」「組み合わせ」「連携」の三つの単語の頭文字を合わせたものである。 山下英子さんの『断舍离』を何度も読んだことがあり、 その中で“物事に対しての片付けの哲学”は仕事にも有効だと思う。 断:仕事場の欲をなくす 舍:優先順位が低い仕事を捨てる 离:頑固な思考を止める これで仕事場はスッキリするし、やること、やれること、やるべきこともはっきり分かってくる。 しかし、スッキリした後に残された課題は、難題しかないと思う。 スポーツと同じ

          「分組連」で仕事の難題を解決する

          中国ショートムービーは好機到来(3)

          ショートムービー市場規模と一日あたりの利用時間 DOUYINや快手によって中国のショートムービー市場は爆発的な成長を遂げており、月間アクティブユーザー数は5億人、中国人の一日あたりのショートムービー視聴時間は平均1時間となっている。 この市場は、100億人民元(≒1600億円)の市場規模となっており、まだまだ成長を続けている。 またショートムービープラットフォーム側は、マネタイズを積極的に模索しているところであり、今後さらなる市場規模拡大の可能性が高い。2016年以降、

          中国ショートムービーは好機到来(3)

          「推薦本」正しい読書法 (1)

          僕は、ある中国の本から“本の正しい読み方”を学んだ。今日はそれを紹介したいと思う。 タイトル(中国語)は『读懂一本书:樊登读书法』である。 この本の作者は、講書するために本を読むこと、それが読書の方法であり奥義であると言っている。 1)読書は大事、講書はもっと大事 講書とは、読んで字のごとく「書籍を講義する」という意味である。 人はなぜ読書する必要があるのか? 反脆弱性世の中には不確定な物事が多い。いい就職先か、いい会社か、時間によって全部変わってくる。このこ

          「推薦本」正しい読書法 (1)

          中国ショートムービーは好機到来(2)

          2011年~2019年ショートムービー業界まとめ ↓↓↓↓ なぜ10年近く経った、今がチャンスなのか。中国においてショートムービー市場はスタートとなった2011年からすでに10年間近く経過している。この少し遅れ気味に発展した市場のトレンドについて以下の通りまとめてみる。 A:ショートムービーが始まり、快手、Weibo、テンセントなどがアプリをローンチ B:スマホ4G回線の普及は、ユーザーのショートムービー制作ニーズを生み、美拍、DOUYINや他のショートムービープラットフ

          中国ショートムービーは好機到来(2)

          未来のメディア、どう変化?

          未来は誰にも予測できないけど、唯一予想できるのが未来は思っているよりも凄いはずだ。 今までの人類はメディアが不可欠な物である、まず歴史をシンプルにまとめていくと ・最初のメディアは原始村に口コミで伝えたものである。 ・その後、教会からメディアで人をコントロールする時代である。 ・国が成立した時に、メディアを利用して国民を管理する。 ・ソーシャル情報時代、メディアが爆発し、個人もメディアの時代になっている。 そして、AIの時代、得られる情報が最大限になる。情報は十分だし、

          未来のメディア、どう変化?

          中国ショートムービーは好機到来(1)

          この文章のまとめ ・中国ショートムービーは成長期前夜で今が参入のタイミング ・スマホ4G・5GやAIなど技術進化がメディアのトレンドを作る鍵 ・中国展開を目指す日本企業も、日本国内のメディア展開を模索する日本企業も、中国ショートムービー市場には注目すべき はじめに中国のモバイルインターネット市場の発展に伴い、前回お伝えしたとおりショートムービーが新たな盛り上がりを見せている。 消費者にとっても、ショートムービーによってこれまでとは時間の使い方が大きく変わってきている。

          中国ショートムービーは好機到来(1)

          社会のテストには0点と満点しかない?

          東京留学2年目の2006年に、「和民」にてアルバイトしていたときのことを思い出した。 当時は本当に大変だったけど、今思うと感謝の気持ちしかない。 まず、和民からは色々日本料理の作り方を学んだ。他民族や他国のことを学ぶなら、まずは食事からスタートするのがベストだと思う。 それ以外に、和民の社長である渡辺さんからは、社会人としてのあり方や価値観を学んだ(和民に色々話題になっているのは分かっているが、物事には両面性がある)。和民は毎月必ずVTRで渡辺さんの教育を受ける仕組みがあって

          社会のテストには0点と満点しかない?

          2020年、焦る中国のパパとママ

          中国経済が発展していくと同時に中国の教育も年々進化している。しかし、中国の親はみんな焦っているし、教育事情の中でおかしいと思うことも多くある。 僕は仕事で日中間を行ったり来たりしているけど、少しでも時間があったら北京に帰り、家族の面倒を見る。 ある朝、娘を学校に送ってあげる(娘は小2で、朝は7時40分から始まる)。もうすぐに学校に着くというとき、娘の知り合いが1人で学校に向かって歩いていった、「1人で学校に行くなんてかわいそう」娘が僕を見ながら言った。 そのとき「なにかおか

          2020年、焦る中国のパパとママ

          2020年、時間に負けるな

          あなたが準備万端かどうかは関係なく、すでに新たな一年が今年も幕を開けた。 毎年年の瀬になると、トップに立つ人々がよく行っていることとして新しい年がどうなるか予測し、またその予測に対してどのような対策を行えばいいのかという発言をしているのをよく耳にする。 2020年のキーワードは“時間”である。 「時間を大事にしなさい」ということは小さい頃から教わってきたことだが、でも実際にどう大事にすればいいのかわかる人は多分 そう多くはないだろう。 優秀な人がよく言うことがある。「人間は

          2020年、時間に負けるな