中村雄介(ソーラーパートナーズ)

太陽光発電・蓄電池・オール電化・外壁塗装の見積相談サイトを運営している株式会社ソーラー…

中村雄介(ソーラーパートナーズ)

太陽光発電・蓄電池・オール電化・外壁塗装の見積相談サイトを運営している株式会社ソーラーパートナーズ経営。 各サイトのページには使えない内容はnoteに書けとマーケ担当者から言われたので、開設。 https://twitter.com/yusuke17solar

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最近の記事

太陽光発電の予測発電量と実績(2021年)

2022年ということで2021年のデータが揃ったので、我が家の太陽光発電システムの発電量が昨年は予測発電量に比べてどうだったのかを見てみたいと思います。 上のグラフは我が家の太陽光発電システム(カナディアン・ソーラー3.3kW、南西向き、5寸勾配)の予測発電量と実績発電量の記録です。 拡大したら下の部分が切れてしまいましたが、左端が1月、右端が12月です。 まずメーカーが出している予測発電量は実は2種類あります。 1つはパンフレット上での予測発電量、もう1つはシステム設計

    • もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑮脱衣所)

      脱衣所にエアコンは結構おすすめですという話。 私ではなく弊社の戸建て持ち社員が、事前に壊れやすいと注意は受けたもののエアコンを設置したらしく、これがとにかく快適らししいのです。 夏は涼しく、冬暖かい。 これが如何にありがたい事かを、長い分譲マンション暮らしから一戸建てに引越して私は知っています。 マンションと比べてこんなに一戸建ての冬が寒いことを知りませんでした。厳密には忘れていました。 夏、外気温とともに着実に上がっていく室内の温度にどこか開いているのかと何度も確認し

      • もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑭オール電化)

        前回IHについて書いたのでエコキュートの事をと思いましたが、エコキュートは正直どのメーカーのどの機種選んでも出てくるのはお湯なのであまり難しく考えなくていいです。 唯一気を付けるべきは給湯圧力が強いタイプ(ハイパワー給湯とか)を選ぶこと。エコキュートはシャワー水圧が弱くなりますので給湯圧力を高めたタイプをどのメーカーも出しています。そのタイプさへ選んでおけばまあ、あとの細かいところは好き嫌いなので些末な話だと思います。 そしてオール電化の話。ここは完全に専門ですので書き出

        • もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑬IHクッキングヒーター)

          ここはまあ若干専門ですので、私は後悔することはなかったのですが今後オール電化でIHの機種で悩まれる人向けになればと思います。 システムキッチンに組み込めるIHクッキングヒーターは実は作ってる会社が3社しかありません。 パナソニックと日立と三菱電機。アイリスオーヤマは卓上のIHなら作っています。 だからIHの機種選びは非常にシンプルです。パナにするか日立にするか三菱にするか。 パナソニックと日立でコスパがとにかくいいのは日立です。 ソーラーパートナーズとして直販する時に

        太陽光発電の予測発電量と実績(2021年)

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        • 設立10年の節目に会社設立から振り返る
          7本
        • 太陽光発電
          18本
        • 新築で太陽光発電を検討する方向け
          15本
        • 住まいの設備関係
          4本
        • お金に関すること
          10本
        • 住まいのこと
          3本

        記事

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑫カーテン)

          窓の話をしたのでカーテンのことを。 といいつつ我が家はカーテンがありません。 ハニカムサーモスクリーンというブラインドを思い切って採用しました。 カーテンを止めた理由は 1、エアコン選びの時に、そもそもエアコン設置可能箇所の天井高が低く、窓枠にカーテンレールが設置されてしまうと干渉してしまうところがあったこと。 2、元々カーテンの隙間や、下から入ってくる冬の冷気が嫌いだったこと。 3、夏せっかく外は明るいのにエアコンの効きをよくするためには遮光カーテンまでしめて陽の

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑫カーテン)

          大雨・洪水・台風での床下浸水から自宅(一戸建て)を守るために知っておいた方がいい家の構造と対策

          8月なのに梅雨のような長雨です。 線状降水帯なる聞きなれない雨雲により各地にまた甚大な被害が起きています。 地球温暖化が叫ばれて久しいですがさすがに昨今の異常気象の発生比率を考えるといよいよ待ったなしなのかもしれません。 こう毎年毎年、大雨による被害が起きると一戸建てに住み始めて2年半ですので、さすがに対策を考えなければならないと自分なりに色々と調べましたので共有します。 結論を先に書くと、対策は屋外用の防水テープをまずは買っておくなのですが、なぜ必要なのかどこに貼るのか

          大雨・洪水・台風での床下浸水から自宅(一戸建て)を守るために知っておいた方がいい家の構造と対策

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑪窓)

          マンションデベロッパー出身として、結婚してから3つの分譲マンション購入、賃貸で2つの分譲マンションに住みました。 分譲マンションは多少間取りが動かせたとしても、部屋を1つ潰してリビングを大きくするかしないか位しかできません。 ましてや窓のことなんて購入時に考えることはありません。 マンションは角部屋でない限り、廊下側の部屋に窓が1つ、日当たりの良いバルコニー側に背の高い掃き出し窓があります。逆にそれ以上でもそれ以下でもありません。 ところが戸建てになると、窓の大きさも、

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑪窓)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑩廊下)

          階段スペースがもったいないので3階をなくしてロフトを作った話を前回書きました。スペースがもったいないと言えば、次に来るのは廊下。 建築面積に余裕のある大きな家の方はお好きに廊下も階段も作っていただいて結構ですが、これは我が家のような隣家とびったびたの狭い土地に何とか戸建てを作り、それでも生活スペースを少しでもゆとりあるものにしたいという切実な願いを持っている人向けの話です。 基本的に廊下は無駄です。物は置けないし、その分部屋が狭くなります。 そんな廊下を少しでも無くすた

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑩廊下)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑨ロフト)

          我が家は建築条件付きの土地で、工務店が決まっていたので土地の購入時に既にモデルプランとしての建物図面がありました。 狭い土地なので当初のモデルプランでは3階建てでした。 見た時に思ったのは3階は物置になるのだろうなという事と、2階から3階への階段があるから2階のリビングがその分狭くなってしまっているのだなということです。 どうせ物置になるのなら、3階部分を無くして、2階から直接はしごで登れるロフトにしたら2階のリビング部分が広くなるし、吹き抜けも作れるし一石二鳥ではない

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑨ロフト)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑧玄関)

          玄関照明の話が出たので、今回は玄関のこと。 必死に間取りを考えていても、ついつい忘れがちというか優先順位が下がってしまっていて、考えつくされていないのが玄関および玄関まわり。 玄関に何を置いて、何を置きたくないか、隠したいのか見えていてもいいのか、徹底的に生活をイメージして考えることを強くお勧めします。 かくいう我が家もなんでここ凹んでるのというスペースが玄関にあります。全然いらない。。。だったらここに上から下までの収納作ればよかった。せめて上部の収納端まで伸ばしてもら

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑧玄関)

          太陽光発電の発電量(予測と実績)

          太陽光発電システムは安くなったとは言っても高価な買い物です。 いくらメリットがあるとわかっても、やはり気になるのは本当にそのシミュレーションの予測発電量は間違いないのか?という部分。 上のグラフは我が家の太陽光発電システム(カナディアン・ソーラー3.3kW、南西向き、5寸勾配)の予測発電量と実績発電量の記録です。 まずメーカーが出している予測発電量は実は2種類あります。 1つはパンフレット上での予測発電量、もう1つはシステム設計ソフトで出てくる予測発電量。 パンフレッ

          太陽光発電の発電量(予測と実績)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑦人感センサー付き照明)

          人が来たことを察知して、勝手に点灯し、人がいなくなって一定時間が経ったら勝手に消灯してくれる。 いわゆる人感センサー付き照明ですが、これはもう有無を言わさず付けた方がいいと思います。 以前に書いたベランダのシンクと同じような感じで、無かったからといって生活に困るものではなく、生活をより便利にするものなので、お伝えしづらいのですが、私を含めて新築で戸建てを建てた弊社の3人と話した時も人感センサーは本当に便利、無くすのは考えられないと意見が一致しました。 我が家も玄関だけ人

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑦人感センサー付き照明)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑥室内干し)

          前回ベランダについて、 我が家は無くしてしまった事について書きましたが、そうなると洗濯物は室内干しとなります。 室内干しに必要となってくるのが、天井からぶら下げるフックです。これがあれば物干し竿を通すことができます。我が家のは調べたら川口技研というところの商品でした。 これはベランダがあって基本的に外干しの方も家のどこかに一カ所でもあると便利だと思います。我が家は室内干しメインですからこれを4カ所設置して物干しざおが2本通せるようになっています。必要ない時は簡単に取り外し

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑥室内干し)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑤ベランダ)

          今回はベランダです。 我が家はベランダを無くしてしまったので、それは後ほど。 普通にベランダがある一戸建てを建てた数人に確認したところ、出てきた意見は次の2点。 ①当たり前だが外は雨降るから屋根がいる ②シンク、水道があった方がいい ①については、そりゃベランダは主に洗濯物干すのだろうから屋根つけるでしょう?と思うのですが、たしかに屋根がないベランダは世の中にたくさんあります。 これまた設計時には生活をイメージしていないですし、ベランダのことなんてほとんど話題にものぼ

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(⑤ベランダ)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(④エアコン室外機)

          前回エアコンの位置について書きましたが、エアコン絡みでもう1つ。 それはエアコンの室外機置場について。 当たり前のことですがエアコンを設置するともれなく室外機が1つついてきます。 このエアコンの室外機は見てくれも良くないですし、そしてさらにエアコンから室外機までは配管を通さなければなりません。この配管はダクトで隠すのが通例ですが、このダクトが外観に走ることは外壁を考えている時にはすっかり忘れ去られています。 外観パースに室外機とダクトも描いて欲しい・・・ これはまた別の

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(④エアコン室外機)

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(③エアコン位置)

          新築一戸建てで後悔する原因は、以下の2点。 ①平面の間取り図で考えているから、立体の部屋、家を想像できていない ②実際の生活をその家でしていない この合わせ技で完全に設計時に頭から抜け落ちてしまいがちなのが、エアコンです。 埋め込みの天井カセット型エアコンを導入する方は別として、ほとんどの人は壁付けのエアコンを家ができてから、購入し、引越し前後に設置します。 この時に問題になるのは以下の4つです。 ①天井高 ②窓から天井までの距離 ③部屋の角から窓までの距離 ④エアコ

          もっと早く知りたかった新築一戸建てのあれこれ(③エアコン位置)