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小学生の子どもが、学校の用意や宿題が終わりません

【質問】小1の息子の行動がとにかく遅くて、毎朝・毎晩イライラしてしまいます。早生まれで体力も少ないながら、学校生活がんばっているのは理解しているつもりですが....学校の用意や宿題がぜんぜん終わらないので、私(母)がかなり手 伝ってしまってます。本当は自分でやってほしいし、自分で時計を見て動けるようになってほしいのです。何かいい方法ありませんか? 親が手伝ったり、口を出してしまうのがよくないんでしょうか? 男子ってずっとこういう感じなんですか?(笑)男子の取り扱いポイント教えてください!


【お返事】早生まれということも大きいでしょう。周りの友だちのスピード、学校のスピードについていけなくなっているのでしょう。コロナ禍でオンラインになって学校の授業スピードが上がってしまって、ついていけなくなっている子どもたちが大勢いるという話を聞きます。

※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。

■スピード違反の学校教育

コロナ禍以降、学校の授業の進度が早すぎる問題があります。あまり問題として上がってきていないようですが、文科省にこの実態は届いているのでしょうか?NHKのサイトをご覧ください。

そういう事情があるため、まだ小学生になったばかりの、それも早生まれというハンデを背負っているお子さんですので、見守ってあげることが必要です。学校のスピードについていけていないのでしょう。

授業の進度もコロナ前よりもスピードアップしており、授業方法も先生方が模索中のいま、早生まれの成長曲線では追いつけないのかもしれません。先生たちも授業方法が色々変わって混乱しています。そんな問題下にあるのがいまの学校です。

ですから気長に見守ってあげてください。お母さん方も、その見守りを楽しめるように工夫できるといいですね。例えば、児童館などに積極的に出かけて、遊ぶ機会を増やしてあげるとか。子どもは遊ばないと成長しませんからね。勉強だけしていては、コミュニケーションの仕方を学べません。

こういうときにこそPTAが活きるといいですね。ママ友ネットワークが活きるといいですね。相手の悪口を言い合う従来のネットワークではなく、本当に欲しい情報が行き来するネットワークです。

つまり父兄の間でも、これまでにない改革が必要とされているのでしょう。コロナが巻いた種ですが、新しいネットワーク、学校の在り方等が問われていそうです。

■男子は育てやすい

男子は女子と違って成長が遅いので、小学生くらいだったら、おだてれば木にも上ります。上手におだてつつ、お母さんもアハハ…と笑いならが楽しんでください。

女の子は育てやすいといいますが、それは学童期低学年までで、思春期に入るとトリセツが急に複雑になります。その分、男子のトリセツはイージーです。大人になるまでの成長をみていくと、一般的な話ですが、全体としては女子よりも扱いやすいでしょう。

次のラビング・プレゼンスという方法を試してみるのもいいですよ☺

■Loving Presence

男子は、中学生近くなると声が変わるので、カワイイのは今のうち。

この「カワイイと思うポイントを探して、うっとりする」ことも秘儀の1つです。ハコミセラピーでは Loving Presence といいます。心理学用語でいうと受容に近い技法です。

誰も、うっとりしているものを攻撃しようとは思わないですからね、自然と受容モードに入れます。これに着目して技法化したのがハコミセラピーです。なかなか素晴らしい着眼点ですね。ロン・クルツは偉大です☺

人は受容されると自己肯定感が「必ず」高まります。ということは子どもも、自分は認められていると感じると、自然と自信が出てやる気が起きます。その結果、学業などにも積極性が出てくるでしょう。

下記は、境界性パーソナリティ障害の方に有効なカウンセリングについての記事ですが、Loving Presenceの重要性について少し触れています。

■まとめ

・学校のスピードが上がっているので小学校低学年はたいへん。
・男子は育てやすい
・受容する方法として Loving Presence は使える!

⇒解決しない悩みのある方は、ソレア心理カウンセリングセンター へご相談ください。

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