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【解析】モーダル解析(事例2)

 皆さんこんにちは。振動くんの独り言の投稿です。
本日も前回に続きましてモーダル解析について記載したいと思います。

構造物の弱い部分を可視化させることができる(XYテーブルの事例)

 XYテーブルとは、平面上でX方向とY方向の2つの方向に移動し、任意の位置に目的物を運ぶ装置のことをいいます。例えば、プリント基板上に抵抗やコンデンサ、トランス、ダイオード等の部品をすばやく運び、マウントする際に使われるのがXYテーブルです。

XYテーブル例

XYテーブル例2

 この装置は、自分の位置を決めるためにレーザー等の位置決めセンサーを持っているのですが、可動中の振動で誤動作することがあります。誤動作を起こすと正しい位置に部品を装着することが出来なくなります。

何処が誤動作を引き起こす場所かをモーダル解析で特定することができる

 モーダル解析では、機械が組み込まれた状態で、打撃を行い、応答点(測定点)の振動を計測・処理する事で機械的に弱い部分を特定することが出来ます。

XYテーブルの解析事例ビデオを紹介


次回は上記の具体的なデータ取得方法とデータ処理方法について投稿する予定です。(一部は、有料記事になる予定です。)

本日も閲覧頂きましてありがとうございます。
次回の投稿をお楽しみに。

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