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移動すること

「移動」の感覚が、前と大きく変わってしまった。

先日、アメリカに行ってきました。旅行じゃなくて、仕事です。
飛行機の中で、ぼんやり考えていたんですが、
「移動」することに鈍感になってきているんじゃないかなって。

ぼくの母方の実家が、関西国際空港の近くで、
小学校のときに関空ができて、祖母とよく空港に遊びに行ってました。
あのころ、飛行機に乗って遠くへ行くことは、すごいイベントだと思ってた。
はじめて飛行機に乗ったのって、小学生のころで、乗っている間ずっとドキドキしてた。CAさんにもドキドキしてた。

アメリカ行きの飛行機の中で、そんなことを思い出しながら、
「移動」の感覚が子供のころと圧倒的に変わってしまったことに気づいて、
ゾッとしました。「移動」すること自体の意識が薄れていってる感じです。

その感覚とは逆に、飛行機に乗って降りたときは、めちゃくちゃ疲れてますよね。あれって、身体は「移動」したって認識をちゃんとしてるってことなんだなと思います。

「移動」することの感覚が、ほっておくとドンドン薄れていくだろうし、
頭と身体のバランスがずれていっているのが、少し怖いなと思いました。

旅行に行くとき、一番楽しいのは準備しているときって、良く言いますが、
それって「移動」に意識的であることの延長にあるような気がします。

これからも、いろんなところへは行きたいし、各地の友達にも会いたいし、神出鬼没な感じではいたいので、
「移動」することを意識的に、体力の保つ限りいろんなとこに行こうと思いますよ。

だから、航空券代ってもっと気軽で安くなんねーかな。


#飛行機 #同時日記
同時にみんなで同じテーマで日記を書こうという企画です。錚々たる面子の中にぼくも参加させてもらってます。

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