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キプロス:パフォス1(2022年8月)

本当は今年の夏は日本に帰りたかったが、まだまだPCR検査や飛行機問題を始め、ハードルが高い日本行き。私や子供たちは日本のパスポートがあるから問題ないが、海外在住者にとっての一番の帰国のネックは、外国人配偶者の入国問題である。
私のパートナーはイタリア人なので、本来なら観光客として問題なく日本に行けるはずなのだが、現時点では不可能。家族ビザあるいはビジネス用のビザなどを取得しなければならない。家族ビザもトライした友人たちによると、よほどの切羽詰まった事情がないとおりないらしい。取得した友人は日本の家族のどなたかを危篤状態にしてしまったらしいが。。。
イタリアはもうほとんど規制がないため、PCR検査も受けられるところが限定されてきて、値段も高い。家族4人で受けると、豪華な温泉ホテルに優に一泊できる値段なので、もったいない。

まあ、無理していくこともないだろうと、今年の夏はキプロスに行くことにした。
日本ではあまり馴染みがない場所かもしれない。なのでイントロダクションとしては、キプロス島レメソス在住のぜひこちらの大手海外FX社員さんの記事でご紹介。

イタリアからは3時間のフライトで行ける。
私たちはライアンエアーのパフォス発着便でキプロスへ行った。イタリアだとリゾートとしてレメソス(リマソール)が一番人気のようだが、色々と検討した結果、パフォス、首都のレフコシア(ニコシア)、そしてラルナカにメインで宿泊し、レンタカーで色々と回ってみた。

パフォスは正味二日間の滞在。まず驚きのホテル。

ギリシャ神殿&要塞風のホテル
内装もおしゃれ、というか雰囲気が出ている?
廊下から、部屋から、テラスから、至る所にこのギリシャの壺風の絵が描かれている。
木の方に焦点があってしまっているが、複雑な構造のホテルの中庭にあるプール。午後は暑くて観光できないので、プールサイドでのんびり。

ホテルの写真ばかり載せてしまったが、なんだか内装に驚いてしまったので、たくさん写真を撮ってしまった。ちなみにホテル内の各案内は英語、ロシア語、中国語で書かれている。

本当は聖パウロの柱を見たかったのだが、どこにあるかわからなかったクリソポリティッサ教会および遺跡。暑すぎて探すのを断念(笑)
聖ソロモニのカタコンベの中。イコンがいっぱい。
見出し画像のパフォスのシンボルとも言えるパフォス城を遠くに。ここから日帰りのクルーズツアーなどが出ている。
パフォスの町は緩やかな丘の上にあるパノ・パフォスと、海に近いカト・パフォスに分かれている。こちらはパノ・パフォスの中心部だが、あまり見どころはなく、暑くて早々に退散。

気温は33ー35度ぐらい。町中どこに行ってもとにかく蝉の鳴き声がすごい。そんな部分は少し日本を思い出したり。

キプロスの料理はギリシャ料理と似ているものの、島とはいえトルコやレバノンに近いからか、そちらの料理の影響も見られる。
レバノン料理でもある前菜の盛り合わせの「メゼ」。キプロスではこれだけでメインとなり、肉、魚、野菜のメゼを選ぶことができた。

必ずと言っていいほどついてくるギリシャ風サラダといくつかのメゼのお皿。
魚介類のメゼと野菜のメゼを2人前ずつ注文したが、とんでもない量だった!これは最初に出てきたほんの一部。
とりあえず初日に飲んでみたアフロディーテという名のワイン。美味しかった。

(つづく)


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