Confirmation of study letterのフォント、これなら説明が付く ~素人フォント探偵

はじめに

9/10に暇空氏がKCLのConfirmation of study letterのフォントについて取り上げていました。詳しくは暇空氏の例のNote記事をご覧ください。
関係ありませんが、Confirmation of study letterは入学許可証ではなく在学証明書らしいです。

今回はこれについて考えてみました。

違うフォントの在学証明書が存在する理由

KCLのWEBサイトでは「在学証明書はオンラインでダウンロード可能」とのことです。
詳細はマサヒコさんのNote記事をご覧ください。(宣伝)

このダウンロードってなんぞや??

一般的に考えれば、PDFのダウンロードリンクが画面上に出て、それをクリックするとダウンロードされるという仕様でしょう。
この場合は、PDFはKCLのシステムで自動的に作成され、学生はダウンロードするだけです。
仮にPDFが編集可能になっており、かつ意図的に全ての文字フォントを変更しない限り、Kingsフォントのまま、もしくは一部残るでしょう。
※KingsフォントはKCL書類に使われている特有のフォントの名称と考えてください。

しかし、こういうシステムだとどうだろうか

実際のオンラインでの在学証明書の入手方法が分からないので完全に推測です。
KCLのWEBページにて在学証明書を入手する際「WEBページに在学証明書が表示され、学生はそのページを印刷するかPDF保存する」っていうシステムだったらどうでしょうか。

なぜWEBページ上の表示?

詳しい方ならすぐにピンとくると思いますが、WEBページに表示される文字のフォントって、閲覧者のPC環境に依存するんです。
詳しくは以下のページをご覧ください。

要はHTML(CSS)のFont-familyプロパティによって、どのフォントで閲覧者のWEBブラウザ上に表示させるかを決めています。
Font‐familyプロパティに特定のフォント名を書いておけば、閲覧者のPCではそのフォントでページを表示します。
しかし、Font-familyプロパティに書いてあるフォントが閲覧したPCに入っていない場合、そのPCのシステムのデフォルトフォントになります。

ここでKCLのWEBページにて在学証明書を入手方法に戻ります。
WEBページに在学証明書が表示され、学生はそのページを印刷するかPDF保存する」という発行の仕方だった場合、この在学証明書が表示されたWEBページは当然HTML(phpでも可)で書かれるでしょう。そしてフォントについてはHTMLでもCSSでも構いませんが、Font-familyプロパティに以下のように書いてあったとします。

Font-family: ”Kingsフォント”, ”Times New Roman” , "Times ”

すると在学証明書が表示されるページは
・KCL構内のPC(Kingsフォントが入ってるPC)ではKingsフォントになる
・学生の個人Windows PCであればTimes New Romanフォントになる
・学生の個人Mac PCであればTimesフォントになる
・いずれのフォントも入っていないPCであれば、システムのデフォルトフォントになる

のです。のでしょうか?
※Windows PCにはTimes New Romanが入っている、Mac PCにはTimes New Romanは入っていないがTimesが入っているという前提。

そうすると、現状少なくともKingsフォント、Timesフォントの在学証明書が存在することに説明が付きますね。

また、KCLはオンラインでの在学証明書の発行を印刷を前提としており、PDFでの保存まで念頭に入れていなかったということであれば納得も行きます。

というわけで、もしこの仮定が正しいのにも拘わらず、在学証明書のフォントでその真偽を疑われた方がいるならば、そのように説明すればよいでしょう。そしてぜひこんなシステムを使っているKCLに対する告発(システム変更の提案)をすべきかと思います。

合格通知?それは知らない。

おわりに

いかがでしたか?

KCLのオンライン申請による在学証明書の発行方式は分かりませんでした。(何なら分かるんだ)

WEBページ作成についても素人な私の推測ですので、WEBサイト有識者からのんなわけあるかいというツッコミ、いやいやKCLのオンライン在学証明書発行はこうだよ!というKCLのオンライン在学証明書に自身ニキからの訂正は大歓迎です。

皆さん、本記事をお読みになって思うことは多々あるかと思いますが、それは皆さんの心証であり、それに基づく発言の責任はご自身にあります。
ですので、誰に対しても誹謗中傷をせぬよう、責任をもって発言なさってくださいね。

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