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女ひとり旅 ホステルに出入り出来ず苦労する旅人たち 前半[タイ旅行編ep.13]

午後4:07 ホステルに到着して、扉に手をかけるも開かない。
呼び鈴を何時か押して様子を見るも、10分経っても誰も来ない。
たった7kgのバックパックは肩にのしかかり、暑さとコインロッカーにやられた私から、何処かで時間を潰してくると言う選択肢を奪う。

Hotels.comで予約した時の自動返信メールに電話番号の記載があったはずだ。
思い出してwhatupでメッセージを送る。
すぐ既読が付いて、返信も来た。
数分でスタッフが来て、ドアを開けてくれるとのこと。

ホステル1階のロビー 飲食店をしていたこともあるようだ

チェックインの際に予約をしているか確認される。
先程渡したパスポートで名前を確認して、予約情報を見たりはしないらしい。
予約していると言うと、何処の部屋の予約か尋ねられる。
一抹の不安を覚えてつつも、デポジットを払い、手続きを済ませる。

洗濯機を使いたいと言うと、カウンターの有料洗剤を勧められた。
洗剤は持参したので、洗濯機の使用料を教えて欲しいと伝えると、100バーツ(400円)とのこと。
使用して良い時間は決まっているか、何時か尋ねるも、いまいち要領を得ない。
ホステルスタッフの2人に、あまり英語が通じていない。
まあ、こちらにも通じないのでいいんだけど。

洗濯機は使わず、手洗いしようと思う。
自慢じゃないが、少ない水と少ない洗剤で手洗いする事にかけては、セミプロくらい上手い。
これも旅の経験だ。

部屋は個室で鍵がきちんとかかる。
エアコン有、2段ベッドと机と椅子が1つずつ、壁側にハンガー掛けの出っ張りが4つ。
スーツケースを1つ床に広げると、足場に困る広さだ。
スーツケースは無いので問題ない。
窓は2つ。ホステル前の幹線道路の交通量が多く、車の走行音が結構響く。
天井が高めで、圧迫間はない。

バスルームは共用で、お湯は出ず、ゴキブリは何回か出た。
トイレペーパー切れや手洗い場のハンドソープ切れ、トイレットペーパーを捨てるダストボックスが溢れそうなことはあった。

ゴキブリは自室で見ておらず(プッシュするタイプのお守りが効いたようだ)、エアポートレイルリンク、BTSの駅からも比較的近く、屋台の出る通りも近い。
これで、1泊2917円(4泊で税込み価格11,667円)。
個室でこの値段なら、特に不満はない。


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