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女ひとり旅 エメラルド色の仏舎利殿が美しいワットパクナム[タイ旅行編ep.17]

ピンクガネーシャが空振りになった日の朝、目的地をワットパクナムに変更した。
ここもバンコクに来たら是非行きたいと思っていた場所だ。

BTSエカマイ駅からMRTブルーラインに乗り換えて、Bang Phai 駅まで向かう。
エカマイ駅から片道1時間程かかった。
バンコクには高架鉄道と地下鉄の駅が張り巡らされ、地図で見る分には何処でもすぐ行けるような錯覚を覚える。
実際に乗り継いでみると、駅は階段が多く、乗り継ぎは結構歩く。

バイクタクシーを駆使して動けばスイスイ移動出来るのかもしれないけれど、公共交通機関を使って動くと、時間もかかる。

Bang Phai駅から歩いて15分、やっとワットパクナムに到着した。
強い日差しと高い湿度。
少し歩くだけで、汗が吹き出してくる。

お寺の案内図

短い参道は縁日のような雰囲気で、敷地内は観光バスから降りてきた団体客でごった返している。
日本のしっとりした寺院とは異なり、タイのお寺は快活な明るさを感じる。

お目当ての仏舎利殿は5階建てで、最上階がサムネイル画像の場所だ。
階段で5階まで登り、一階ずつ下っていく。
フロア毎に仏具等の展示階、お祈りする階など用途が分かれている様子を眺めながら、降りて行く。
1時間程ワットパクナムで過ごして、次の場所に移動する。

同じMRT沿線のサナムチャイ駅で下車。
ワットポーは大きな涅槃像が有名な寺院だ。
駅は王宮の最寄り駅だからか、ホームから上がって構内を眺めると格式を感じる豪華さ。

駅じゃないみたい

駅から徒歩10分、ワットポーのエントランスに到着した。
入場料200バーツ(800円)を払って中へ入る。
案内パンフレット等は貰えない様だ。
何処へ向かうべきか、順路も分からないので、適当にのんびり歩く。

タイル張りが美しい仏塔、室内に据えられた大きな仏像の前のお祈りの場所、日影が涼しい回廊をゆっくり歩く。
涅槃像のある建物の前で靴を脱いで、室内に入る。
ゆっくり写真を撮れないくらいの混雑具合だ。
みんなスマホやデジカメを突き出して、ベストポジションで撮影しようとしている。

20バーツを一掬いの25サタン硬貨に換えてもらい、涅槃像の前の壁側に据えられた108個の鉢にお賽銭を入れていく。
これで煩悩が消えるらしい。

煩悩が消えた後に見る涅槃像の足の裏
次つぎ人が来るので、急いでお賽銭を入れる

次は歩いてインド人街、チャイナタウンへ向かう。


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