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女ひとり旅 バンコクからアユタヤへ列車で日帰り往復する1日[タイ旅行編ep.10]


午前7:05クルンテープアピワット中央駅に到着した。
Googlemapの乗り換え案内によれば、MRT Bang Sue駅から中央駅に乗り換え際は1kmの移動、14分かかると表示されていた。
切符を買ってホームに降りる時間を考えると結構ギリギリだ。

駅は広く、綺麗だった。
駅の案内表示に従って移動すると5分程で国鉄の切符売場まで到着した。
ネットで見た事前情報とは少し違うようだ。
7:30の列車に乗る予定だったが、1本早い7:10の快速列車に乗れそうだ。


切符を買って、案内された方向へ急ぎ足で向かう。
別の職員に声をかけて、ホームの方向を尋ねて、またその方向へ走る。
3等のチケットで他の車両には乗りずらい。
どの車両か分からず、更に2人の職員にチケットを見せて、示された方向へ向かう。
何とか自分のチケットに記載のある座席に座ったところで、車両が動き出した。
ここから約1時間20分の列車の旅だ。

防犯のため、また居眠りして乗り過ごさないため、起きていようと思ったのも束の間。
うつらうつらしている内に、アユタヤに到着した。

アユタヤ駅は小さくて、可愛いらしかった。
昔ながらの牧歌的な雰囲気と、観光地としての機能を絶妙に混ぜ合わせた感じ。

国鉄の制服を着たゆるキャラ
観葉植物の育ち方が南国らしい

アユタヤの遺跡は、自転車で巡ろう計画していた。
事前にパスポートを預けなくて良いと噂のレンタル自転車屋も調べていた。
けど、駅から一歩踏み出した瞬間から自分の意思がグラグラ揺らいでいる自覚はあった。
何と言っても、暑いのだ。
朝の間は涼しい何て、勘違いだ。
この日差しと、蒸し暑い気温と湿度。
汗が吹き出してくる。
これで、自転車?
かなり過酷だ。

けど、私は最初に自転車で行くと決めた。
行かねばならぬ!
誰に決められたわけでもないのに、臆病者は持ち前のストイックさを発揮して使命感に燃えていた。

駅を出てトゥクトゥクの客引をスルーして、渡し船のある方向に進む。
渡し船で渡った対岸が遺跡の多いエリアになる。

また別の客引に声をかけられて、遺跡は自転車で廻るから結構ですと伝えると、自転車屋は10時オープンだと言う。
今は午前8時半。
これは嘘だろう。

ほんの少し日本語を話すトゥクトゥクドライバーの女性は、4時間で600バーツ、行きたい遺跡は全部巡れると言う。
600バーツは約2400円。
出せない金額じゃないが、1日借りて50〜60バーツの自転車の相場しか調べておらず、トゥクトゥクが適正価格か分からない。

とりあえず値切ることにした。
400バーツなら行く。
と伝えると、相手は500バーツと言う。
なら、450バーツが決定する価格だと伝えると、460バーツだと言われる。

更に価格交渉をするも、460バーツより安くする気はないらしい。
なら、460バーツ(約1840円)でいいかな。
依頼することにした。

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