女ひとり旅 アユタヤ遺跡をトゥクトゥクで巡る日[タイ旅行編ep.11]
アユタヤ遺跡は比較的狭い範囲に集まっているものの、ガイドブックに載るような特に見所の遺跡6箇所は点在して、離れている。
もし自転車で巡っていたら21km程の距離をサイクリングする予定だった。
気候が良ければ21kmのサイクリングも余裕だろう。
けれど朝8時半現在、体感温度は40度くらい、日本の真夏の蒸し暑さ、正午頃かと思う日差しの強さだ。
遺跡に到着する度に、ドライバーさん(Mina さん)に集合時間を言われ、その間に遺跡を見学して、時間に合わせて戻ってくる。
時間配分は長くもなく、短くもなく、丁度良い。
1つ1つの遺跡をじっくり見たい人には物足りない時間だろうけど、暑過ぎて、じっくり観ていられない。
チャーターの4時間以内に収めるためと、もしオーバーしたら、列車を2時間程待つことになると思うと、自然と早足になる。
遺跡を6箇所と寺院1箇所、間にエレファントキャンプにも立ち寄って合計8箇所。
4時間の約束通りに午後1時にアユタヤ駅付近まで戻ってきた。
チップ込みで500バーツを支払って、ドライバーさんにお礼を言って別れる。
寺院と遺跡2箇所は入場無料、他は50バーツ(200円)の入場料。
エレファントキャンプの象乗り体験は約25分で500バーツ(2000円)だった。
途中で食事や休憩を挟んだら、おそらく4時間に収められないだろう。
朝から何も食べていないけど、暑過ぎて食欲はない。
復路は行きと同じ快速、クルンテープアピワット中央駅まで、3等のエアコン無し。
座席は取れず、立っていないといけないようだ。
同じ時刻でバンコクへ日帰りする人が多いのか、ちらほらと日本人も見かける。
定刻を数分過ぎて、ホームに列車が入ってきた。
駅員に乗車券を見せて確認する観光客に混ざって、乗車券を見てもらい、正しい列車か確認する。
乗車してみると満席。
空いている席に座るのは、何駅か通過しないと難しそうだ。
扇風機や窓から遠い場所にいるため、列車の中でも汗が滴り落ちる。
午後14:30、定刻通り中央駅に到着した。
朝来た道を辿り、MRTペッチャブリー駅に向かう。
宿にチェックインする前に、バックパックをコインロッカーから回収しなければならない。
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