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成人の精神障害者が受けられる福祉サービスのピックアップ情報!(広島県版)

こんにちは!就労継続支援A型事業所 株式会社ソマチッドのメンバー(利用者)Aです!

私は、成人で精神障害者です。

私と同じような、成人の精神障害者の方のために、成人の精神障害者が受けられる福祉サービスのピックアップ情報を作成してみました。(広島県版)

ちなみに、すべての障害者のための福祉の情報を網羅したページが、広島県の公式サイトにあります。ここにリンクを貼っておきますね。


私と同じような成人の精神障害者の方に、障害とともに生きる前向きな生活のためにこのnoteを役立てていただけると、私は大変嬉しいです!

① 自立支援医療(精神通院医療)

精神障害者の通院の医療費を助けてくれる制度です。(申し込み先は、お住まいの市町。)

精神障害の治療のための指定医療機関への通院の医療費の負担額が、原則として1割になります。また、世帯収入に応じて、月当たりの自己負担の上限額が決定され、上限額を超えた後の自己負担はありません。

指定医療機関は、自分がかかっている精神科・心療内科を指定することができます。調剤薬局も、指定しなければなりません。

② 障害基礎年金

障害の原因となった病気やけがの初診日が次のいずれかの間にある場合、受給できる可能性があります。
① 国民年金加入期間
② 60 歳以上 65 歳未満(国内居住者のみ)
③ 20 歳未満

1 級・・・月額 81,427 円
2 級・・・月額 65,141 円

但し、障害基礎年金の受給には主治医の診断書等が必要です。

③ 居宅介護(ホームヘルプ)

訪問介護事業所と契約し、ヘルパーさんを派遣してもらえます。食事・入浴等の介護,調理・洗濯等の家事並びに生活に関する相談・助言等の援助を受けることができます。

居宅介護(ホームヘルプ)の利用には、あらかじめ市町に申請し、支給認定を受けなければなりません。支給認定とは、居宅介護(ホームヘルプ)の利用頻度や利用量(時間)を決定するものです。

※支給認定のためには、主治医の意見書も必要です。受けたい援助の内容や頻度を、具体的に(週に3回、1回90分、掃除と料理をしてほしい等)主治医に話して、意見書を書いてもらうと良いと思います。

また、所得により、費用負担があります。

④ 就労移行支援

就労するために必要なコミュニケーションスキルや作業能力を習得するための訓練を受けたり、適性にあった職場を探してもらったり、就労や、終了後の定着のための支援を受けることができます。

⑤ 就労継続支援A型事業所

就労に必要な知識・能力の向上により,事業所において雇用契約に基づく就労が可能と見込まれる障害者に該当する場合,雇用契約に基づく就労の機会を提供してもらうことができます。(一般就労に必要な知識・能力が高まった場合は,一般就労への移行に向けた支援を行ってもらえます。)

※雇用契約には労働基準法が適用され、最低賃金も適用されます。

(ちなみに、弊社はこの就労継続支援A型事業所です。)

⑥ 就労継続支援B型事業所

企業等や就労継続支援(A 型)での雇用が困難な障害者に該当する場合は,こちらで就労や生産活動の機会を提供してもらえます。(知識・能力が高まった場合は,就労への移行に向けた支援を行ってもらえます。)

いわゆる、「障害者の通う福祉作業所」というと、こちらをイメージする方が多いと思います。雇用契約はなく、工賃として一日0〜数100円程度が支払われる場合が多いです。

⑦ 旅客運賃の割引

バス・路面電車・アストラムラインの運賃の割引を受けることができます。

⑧ NHK放送受信料の減免

障害者手帳所持者がいる世帯で、世帯構成員全員が市町村民税非課税の場合、NHK放送受信料が全額免除になります。

上記にあてはまらず、世帯主が障害者手帳所持者である場合は、半額免除となります。

おわりに・・・

主に、私が実際に利用している(したことがある)福祉サービスをピックアップしました。

精神障害者の方、受けられる福祉サービスは積極的に受けると良いと私は思います!

それでは、またー!

弊社は、障害のあるメンバーがケアを受けながら働くことができる就労継続支援A型事業所です。いただいたサポートは、メンバーたちが働きやすい環境を整えたり、メンバーたちの福利厚生のアップデートために使わせていただきます。あなたからの温かいサポートをお待ちしております。