読書記録📘

昨日、岩波書店アカウントが「日本ドストエフスキー協会」(通称、DSJというらしい)のツイートをリツイートしていて知った。2021年11月11日は #ドストエフスキー 生誕200年 の日という事を。

それで、へぇそうかいと思い、直ぐに本棚から昔々買った福武文庫を取り出して慌てて読んだ。(慌てるな)

『弱い心』というタイトルからして、ウジウジウダウダした男の話なんだろうと読むと、一瞬の幸福絶頂から急降下し、もう最後は親友の努力虚しく、崩壊へ。辛い。

しかし初めて読む感じ？　後期短編集も買っているが、読まぬままだったようだ。20年以上寝かしていたのかー。ウダウダしすぎは私だ。

『ドストエフスキイ 前期短編集』
他は『初恋』(少年期の屈辱感や抵抗とか懐かしい)『クリスマスと結婚式』(ロリコン紳士キモい)『ボルズンコフ』(「わたしたちは破滅だあ！」に笑った）『鰐』(うっかりワニに飲み込まれたがそのままそこで有名人になろうとするヘンな男）の計5篇🐊
訳 #米川正夫 解説 #江川卓 (えがわたく) 
装丁 #菊地信義 カバー写真 #瀬尾明男