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学んでおきたい「マタイ効果」【持っている人はさらに与えられる】

こんにちはsomekichiです!

今回は「化学社会学」「教育分野」「ネットワーク化学」「恋愛学」などなど。広大な分野に共通する原理原則である「マタイ効果」について紹介していきたいと思います。

新約聖書の一節

「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。」(マタイ福音書13章12節)

が「マタイ効果」の由来です。

持っている人はさらに与えられる

マタイ効果(マタイこうか、英語: Matthew effect)またはマタイ原理(マタイげんり、英語: Matthew principle)とは、条件に恵まれた研究者は優れた業績を挙げることでさらに条件に恵まれるという現象のことであり、それは科学界以外の様々な分野でも見ることができる。- wikipediaより引用

例えば「才能があるサッカー少年」と「才能のないサッカー少年」では、与えられる機会(チャンス)が大きく変わってきます。「試合での経験」「練習の密度」「練習環境」などなど、成果を出せば出すほど、才能がある方が恵まれていきます。

これを「持っている者は、さらに与えられる」として「マタイ効果」と呼びます。

このマタイ効果は様々な分野で観測される、原理の一つになります。

経済学からみる「マタイ効果」

「お金を多く所持している者に、お金が集まってくる」
これは資産運用の観点からも的を射ており、100万円資産運用するのと1万円を資産運用するのでは、効果に100倍の差が現れます。

こちらの件も「マタイ効果」が表現されている一例であり、世界の富の82%は上位1%の富裕層が握っているとの研究結果も出ています。

恋愛学からみる「マタイ効果」

「モテる人は、さらにモテる」
こちらも恋愛学からみる「マタイ効果」が現れている一例です。

イケメンはモテます。そして、モテるが故に女の子と会話する機会に恵まれます。そして、経験を積んでさらに「モテます」逆にモテない人は、経験値が積めないので、会話する技術が育たず、さらにモテなくなっていってしまいます。

教育学からみる「マタイ効果」

読解力の獲得に関する研究で、早いうちに読解力の獲得に成功すると、学習者が成長するにつれてより読解力を獲得するが、小学3-4年生までに読むことを怠ると、新しいスキルを獲得する上で生涯にわたり問題が示される。

ということが、心理学者キース・スタンオービックによって証明されているそうです。

このように教育の分野でもマタイ効果の存在が認められています。

まとめ

このように、広い分野で「マダイ効果」が証明されています。

これを私たちの生活の糧とするのであれば、成長する努力を怠れば今より立場は悪くなり、成長する努力を続ければチャンスはどんどん降ってくるということになります。

努力を継続するための、モチベーションの一つとして知っておいて損はないのではないかとsomekichiも思っていたりします。

先行者利益との親和性も高そうで「早く始めれば始めるほど、利益を得やすく、利益を得れば、自ずと「マダイ効果」によって利益が集まってくる」ってことにも繋がりそうです。(とにかく早めに動けってことですね...!

世の中には色々な原理や原則が存在しているので、この記事をご覧になった方の中に興味を持たれた方がいらっしゃったら、ご自分でも調べてみてください!面白いですよ!

ここまで、本記事をご覧いただき有難うございました。
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引用


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