5年日記って5年後の自分が楽しめるだけじゃなく、子どもや孫にも楽しんでもらえそう!
先日の土曜日の夜遅い時間にNHKをつけてみたら、【ETV特集 昭和天皇が語る 開戦への道】という番組が再放送されていました。子どもと一緒に夢中になって見てしまいました。
この特集は、NHKが入手した「拝謁記」に基づいて作られたものです。
昭和天皇のお言葉がこのように書き残されて、今の私たちにも伝えられる。とても興味深かったです。
また更に、2021年9月には、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開され、「拝謁記」と「日記」2つの資料から、昭和天皇と側近たちの声が直に伝わってくる気がしました。
それを見て思ったんです。
私は5年日記を去年の10月から書いています。
娘たちにもプレゼントして、3人で書いています。5年間書いたら、2年生だった次女が6年生になり、5年生だった長女が中3になる。読み返したら、自分自身の色々な変化や経験に気づき、支えになるだろうなと思います。
だから、『5年日記を続けていたら、読み返した時におもしろいだろうな」という理由で書いていました。
で、さっきの天皇の側近が記した「拝謁記」と「日記」の話に戻ります。
その番組を見ていて気づいたのは、
『この5年日記って、自分自身が過去のことを振り返るのはもちろんだけど、将来私が年老いていなくなっても、娘たちや孫がこの日記を読んだら、私を感じてくれるかも。』ということです。
例えばカセットだったりDVDだったり、或いはビデオカメラなどは、何十年後にそれらを見るデバイスが存在するかわからないし、壊れてしまって再生できないかもしれない。
でも、日記のように紙で保存されたものだったら、何十年後もそれを開けば確実に読める。つまり、未来に残しやすい。
自分しか読まない前提で書いている5年日記。だから、色々なことを自分に正直に綴っている。
こうやって2022年に書いていることが、後々娘たちや孫に読まれるだなんて、ちょっと恥ずかしい気もする。でもそれより何よりも、そのページを開く時だけでも、【私】を思い出してもらえる、感じてもらえることはとっても嬉しい。
だからもっともっと素直に書こう。
たまには、何十年後の娘たちや孫に向けたメッセージを、今のうちにこっそりと書いておいてもいいかもしれない。
染
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