桜散る
今年の桜は満開から散るまでが、長いように思えた。また、例年よりも、花の色が薄いようにも見えた。
自分の心の状態が、そう思わせたり、見せたのかもしれない。職場での定期異動が、例年より多く、新採から面倒をみた若手たちが巣立つように異動して行った。
桜を好きな理由のひとつは、花が散った後の若葉の出現の清々しさもある。散ったから、さみしく思わないでください、ちゃんと若葉が引き継ぎますよ、次の新しい出会いがあると言っているように思えるのだ。
この春から、また、どんな出会いがあるだろう。
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