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満たされない夜がいくつあったとしても、僕らなら

わたしはいつも感情がほんのちょっと遅いのかもしれない 今日はまる1日 ほんとうについさっきまで意気揚々とじゃれあっていたというのに ひとりになった途端突然 ぽろぽろ涙が出て止まらなくなってしまいました

SOMOSOMOの名前が 衣装が 楽曲が 無いなら辞めることも考えます、と言い出したのはわたしでした
そのときはただ必死で わたしが愛してわたしたちが愛して誰かが愛してくれたこの居場所をただ守りたい一心でした でも時間や言葉を重ねて冷静に向き合ううちに そしてわたしたちが帰ってきたのに帰ってきてくれなかった人がいる現実を目の当たりにしたときに もしかしてわたしはとんでもないことを言ってしまったのではないかと震えました
もう一度ゼロから始めた方が良かったんじゃないか もう一度ゼロから始めてもこのメンバーとならやれたんじゃないか 使わなくていいエネルギーを 背負わなくていい負担を かけてしまったんじゃないか、わたしのせいで

でも 感傷的なこんな夜に 思い出すのはわたしたちの音楽なのです 小さいころから音楽好きの家族の末っ子として 色とりどりの音楽のなかで生きてきたけれど それでもわたしにとっていちばん大きな音楽はこれなのです


わたしは言葉を口にすることが得意ではなくて だからきっと文章を書くようになったのだと思うし だから歌詞を書くことが好きになったのだと思う
いままではそれで良かったかもしれない でも 変わりたいと 変わるなら今だと思うようになりました

感情 気持ち 言葉 ぜんぶぜんぶ伝えるのにも伝わるのにも時間がかかってしまうわたし 格好悪く伝わってしまうのが恥ずかしくなってしまうわたしだけれど だからって口を噤んだりしないで ちゃんと伝えたいと思うのです いま とても、つよく

わたしね SOMOSOMOのことが大好きです ミキとコトコとヒヨリとサカイさんのことが大好き ファンのみなさまのことが大好き SOMOSOMOのツクヨミ ケイコでいるわたしのことを見ていてくれる友人や家族を初めとするひとりひとりのことが 大好き 大好き 大好きです

やらないことは簡単 でもそれを選ばないのは これからもここにいたいからです
へたっぴでも 不器用でも 未熟でも 格好悪くても やることを選んだのはわたしたちだからやるしかないのだ
悔しさも悲しさも 感じたくないと思ってしまう感情だけれど だからこそできることがきっときっとあると思うの

わたしたちが選んだ道がなにも間違いじゃなかったことをこの手で証明するために
どうぞこれからもよろしくね

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