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活動再開から1年。マイナスからの再スタート、なめんな!

わたしたちSOMOSOMOは、先日12月25日に無事、活動再開から1年を迎えました。

アイドルになること、アイドルでいること、デビュー1周年、2周年、3周年、4周年を迎えられたこと、当たり前にそのどれもが大切な節目なのだけれど、『活動再開から1年』なんてものは特になかなか経験できるものではないような気がして、残しておかなくてはと思いました。
ここから先は、わたし自身わたしたち自身が忘れないための備忘録であり、SOMOSOMOというグループをまたひとつ愛してもらえる理由であれたらいいな、という思いの文章です。
そしてあわよくば、この文章からSOMOSOMOを好きになってくれる人が、ひとりでもいたりしたらいいなあ...


これはわたしの勝手な偏見かもしれないのだけれど、アイドルの『活動休止』とは『現体制終了』とほぼ等しいと思う。最悪の場合『解散』のこともある。それも、決して低くは無い確率で。
そして、わたしたちもその可能性があった。もっと言うと、現体制終了、解散、改名、楽曲の総入れ替え、そのどれも可能性があった。けれど最終的に、わたしたちはそのどれにも当てはまることなく活動再開をする という 珍しいグループだったと思う。

わたしたちSOMOSOMOというグループは2022年9月に活動休止期間に入り、12月に事務所を退所、プロデューサーと一緒に独立し、12月25日クリスマス当日に活動再開をした。
メンバーもプロデューサーもグループ名もひとりひとりの名前も衣装も楽曲も振付もなにもかも、変わることなく。

でも、だからと言って、それ以外のものもなにも変わらず帰ってきたのかと言えば、そうではなかった。

活動再開当日のことのこと。
いまだからはっきり言えるのだけれど、とてもじゃないけど自信を持って良い日でしたと言える日ではなかったと思う。人の隙間から床の見えるフロアも、余ってしまった特典会の時間も、それがわたしたちが手にした紛れも無い現実だった。
こんなことを言ってしまってはそこにい続けてくれているひとたちに申し訳ない気持ちになってしまうけれど、当時のわたしはやっぱりどうしても、あるものよりなくしてしまったものに目が行ってしまうのだ。
活動休止を発表して悲しんでくれたひとたちは?泣きながらライブを見てくれたひとたちは?「待ってるね」と言ってくれたひとたちは?

いま考えたら仕方がないことだったと思う。
ライブができない。SNSもうまく更新できない。わたしたちにとっては闘っている毎日でも、客観的に見れば面白くない、変わり映えのない活動休止期間。入れ替わりの激しいこの世界で、そんな状態でみんなずっと好きでいてくれなんて難しい話なのだ。わたしたちが水面下でもがいているあいだに、かわいい女の子もすてきな音楽も生まれ続けているのだから。

年が明けて三が日に単独公演をやりますコスプレもしますと言ってもお客さんは1桁。 オンラインで販売したチェキの半分以上は売れ残り。隣で特典会をしているグループの途切れない列を横目に立ち尽くすしかできなかった。

それでもわたしは辞める訳にはいかなかった。
わたしはこの4人の誰かひとりでも辞めるなら辞めます、名前も衣装も楽曲も変えるなら続けるつもりは無いです、なんて無理を言って借金をかかえて事務所を飛び出して、辞めるなんてできるわけなかった。
減ってしまったとはいえそこにい続けてくれたファンの方と、それからなにより、プロデューサーとメンバーの手を離したくなかった。

辞められない、辞めるわけにいかない、やるしかない、そうやってここまできました。

でもね、そうやってなんとか繋ぎ止めていたらいつの間にか、人の隙間から見えていたはずのフロアの床がだんだん見えなくなって、特典会の時間が余ってしまうなんてことも無くなってきて、目に見える成長を感じられるようになりました。

なんとか繋ぎ止めてきたいまが、わたしは、とってもとっても楽しいです。
辛い瞬間が無いかと言われたらそれは全くの嘘になる。突然悲しくなったり寂しくなったり不安になったり、辛いと思う瞬間はいまでもある。それでも、1年前とは決定的に違うこと。

やるしかなかったことが、いつしか、やりたいことになりました。わたしはいま、ここにいなくちゃいけないからいるのではなく、ここにいたいからここにいます。

ずっと好きでいてくれる人がいます。最近出会って好きになってくれた人がいます。久しぶりに会いに来てくれる人がいます。そうやって仲間が増え続けています、きょうも。
辞めなかったから、辛かったから、歩みを止めなかったから。そのすべてがその理由。ぜんぶなんにも無駄じゃなかったよって、過去のわたしたちに教えてあげる日々です。

書き出したらきりがないからすべては書かないし 纏めてしまうとどうしても陳腐な言葉になってしまうのだけれど、2023年はほんとうに色々なことがあって わたし自身もわたしたち自身もとってもとっても成長した1年でした。
良くも悪くも色々な景色を観て、みんなで頭を抱えて新メンバーを決めて、レッスンをして、衣装を考えて、歌詞を書いて、歌って踊って喋って叫んで、本当に文字通り喜怒哀楽に溢れて、笑ったり泣いたり怒ったりしながら過ごした1年。

わたしたちより可愛いとか、ダンスがうまいとか、歌がうまいとか、そんなグループはいくらでもある。それを求めるならわたしたちの面白さを伝えるのは難しいかも。でももしそうではないのなら、きっときっと長く愛してもらえるグループなんじゃないかなあ。

さて、ここでおもしろいお知らせです。
わたしたち史上最大の挑戦のおはなし。
2月にZeppワンマンライブをやります、それも2回。


SOMOSOMO 2024 Zepp TOUR
『REAL』

2024/02/14 Wed. @ KT Zepp Yokohama
op 17:00 / st 18:30
2024/02/22 Thu. @ Zepp Shinjuku
op 17:00 / st 18:30

一般チケット ¥3,000
新規チケット ¥1,000
※新規チケットは誰でも購入できますが、使用はSOMOSOMOの物販を購入したことが無い方限定となります。
※その他特典付きVIPチケットのご用意もあります。

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活動休止、独立を経て
マイナスからの活動再開。

1年前まで動員5人だった
アイドルグループがZeppに挑戦します。

これがREAL=リアルです。

できあがった新曲の音源のあまりの良さにプロデューサーがテンション上がって先週勝手にリリースして勢い余ってCDも発売してしまった新曲の初披露も、ここでやります。

2024/02/14 Wed.
KT Zepp Yokohama 披露
『無色透明』
作曲:Y.O.U.
作詞:コモレビ ヒヨリ

2024/02/22 Thu.
Zepp Shinjuku 披露
『ノンフィクションガールズ』
作曲:Y.O.U.
作詞:ツクヨミ ケイコ

リリースイベント日程

【終了】2023/12/28 Thu.
@ タワーレコード池袋店 / 19:00 START
2024/01/13 Sat.
@ 渋谷MAGNET 屋上 / 終日開催
2024/01/17 Wed.
@ 池袋某所 / 夜帯

各イベントの詳細は追って公式Twitterより発表致します。

一般人だった女の子を集めて始まったSOMOSOMO。デビューして活動休止して独立して活動再開して、この先はどこまで行けるかな。ここでまだ満足しきることのないよう、調子に乗らないよう、でもありがとうはたくさん伝えていけるよう。そしてこれからも上へも前へも歩みを止めずにいられますよう!マイナスからの再スタート、なめんな!




(来月はわたしの生誕祭もある。お誕生日をお祝いして!という気持ちももちろんあるのだけれど、お誕生日という口実でわたしがやりたいことをやりまくる日。衣装もグッズもセットリストと、なにもかもわたしがプロデュースします。この日限りのコンテンツもある。予定。ちゃっかり告知しちゃった。てへり。きてね)

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