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かわら版No.36 城下町マラソン、市は誠意ある対応を

日頃よりお読みいただきありがとうございます。

2月8日(木)の山形新聞の記事で、「城下町マラソン 実施せず」という内容の記事が掲載されました。以下全文を引用します。

城下町マラソン 実施せず 競技関係者から疑問の声も
米沢市24年度 新事業予算確保へ

 
近藤洋介米沢市長は7日、毎年10月に開催している「米澤上杉城下町マラソン」について、2024年度は実施しないと明らかにした、他の事業で市民の健康増進が図られていることなどを理由に挙げ、25年度以降の開催は未定という。陸上競技関係者からは唐突な判断だとして、疑問の声も上がっている。
 新事業の予算確保に向けて既存事業を見直し、判断したという。近藤市長は新年度予算案の説明会で「南成中学校の整備、学校給食費無償化などの新事業に向けて見直した」と述べた。市スポーツ課の担当者は「いったん立ち止まって、今後開催の効果などを検証していく」と説明した。
 市教育委員会や市陸上競技協会などで組織する実行委員会が主催し、運営してきた。白石栄治市陸上競技協会会長は「明確な理由がなく唐突で、受け入れることはできない」と述べた。
 01年に始まった「米沢おしょうしなハーフマラソン大会」のコースなどを一新し、米澤上杉城下町マラソンとして15年にリニューアルした。昨年は5年ぶりに開かれ、市内外から830人のランナーが参加した。

2月8日(木)山形新聞

この記事の当日早朝、記事をお読みになった市民の方から、「この内容は本当ですか?だとすれば残念です。」と言った趣旨のお問い合わせをいただきました。その後も同趣旨のお問い合わせを複数いただきました。

同日の総務文教常任委員会協議会では、私から当該記事について質問をさせていただきました(内容は、動画の3時間36分10秒過ぎからです)。その趣旨は、記事の内容に従えば、米沢市からの説明は唐突であり、これまで市民の方々が楽しみにし、共につくってきたにもかかわらず、説明が不十分であることは、市民の皆さんとの信頼関係が失われる、希薄化する恐れがある。市民の皆さん、関係者の方々に納得度の高い説明をまずはしていただきたいと意見しました。これを受けて米沢市担当課も「意見を参考にして、しっかり取組んでいく」としました。

繰り返しますが、市民の皆さんとの信頼関係がもっとも大事です。中止という判断を、事前協議なく市当局だけで行ったわけですので、説明責任と今後の対応責任を果たす必要があります。私も議員として今後の対応を注視して行きます。

その後、2月22日(木)の山形新聞のオピニオン・やましんサロンで、「マラソン大会中止 説明を」とする76歳の米沢市民の方からの実名での意見投稿がございました。以下全文引用します。

 マラソン大会中止 説明を
 先日の本紙で米沢市の「米澤上杉城下町マラソン」を中止するとの記事が掲載された。
 何かの間違いではないかと思い、市に問い合わせてみると「総合的な判断でそのようになった」ということであった。
 本大会は長年、市民の支持と協力も得て継続してきたものだから、中止する事情を丁寧に知らせなければならないと考える。
 2㌔コースの部では、親子が手をつないで笑顔で走ったり、野球部の高校生たちが、ユニホーム姿で全員完走を目指して汗を流し合ったりしていた。雪降る中、私たちを含む多くの参加者が足を滑らせながらゴールしたことなども思い出される。コースも何度か検討され、関係者も尽力してきた。
 コロナ禍にあっては、米ホノルルマラソンも中止された。その時、中止せざる得ない事情が丁寧に説明されていた、そして再開した。
 本大会に関しても中止なのであれば、その事情と今後の見通しなどについて、少なくても市民ランナー諸氏に説明すべきだと思う。

2月22日(木)山形新聞

市民の皆さんへの丁寧な説明や今後の見通しを求める思いやお考えは尤も至極だと思います。米沢市の誠意ある心ある対応を求めたいと思います。

明日から米沢市議会3月定例会・着物議会です。米沢市が良くなるようにしっかり向き合っていきます。最後まで読みいただきありがとうございました。

かわら版No.36


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