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FUJI ROCK後夜祭!出演者5組のLIVE音源&コメントをお届け!

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:Kroiの関将典・益田英知)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

■グリーンでしか味わえない景色がある

新潟県、苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK FESTIVAL’22。番組では、「FUJI ROCK FESTIVAL’22 後夜祭」と題し、出演者のコメントやLIVE音源をお届けした。

1組目のアーティストは、2日目のグリーンステージに登場した東京スカパラダイスオーケストラ。

東京スカパラダイスオーケストラからコメントをくれたのは、バリトンサックスの谷中敦とギターの加藤隆志。
谷中:めっちゃ盛り上がったね! もう感動しかないね。
加藤:今、ちょうど終わって一息ついたところですけど……。
谷中:もう一息つくどころじゃなくて、メンバーみんな盛り上がり過ぎて大変だったね(笑)。
加藤:2014年以来8年ぶりのフジだけど、グリーンステージはもっと前だからすごく久しぶりの光景だったね。色々なフェスに出させてもらってるけど、やっぱりフジロックは特別な思いがある。
谷中:そうだね。
加藤:グリーンステージは節々に出させてもらっていて、今回もこのタイミングで出られて嬉しいよね。
谷中:“グリーンステージの神様が降りてきている”みたいなことをみんなで言っていたのが印象的だった。
加藤:今日は、ハナレグミがゲストに来てくれたりもしてね。スカパラとしては33年目なんですけど、30年以上の歴史が詰まったステージにできたと思うし、フィッシュマンズの曲も1曲できてよかったよね。
谷中:本当に思いを込めて演奏できたので、それが一番幸せでした!
加藤:制約が多かったと思うけど、今年はアルコールも解禁になってお互い気をつけながら自己責任で楽しもうという感じが見られて、「戻ってきたな」と感じました。グリーンでしか味わえない景色があるんだよね。
谷中:本当そう。
加藤:来年、再来年と大きくなっていくフジロックで僕たちもまたやりたいです。

■独特なステージで会場を大いに盛り上げた「MURA MASA」

2組目のアーティストは、3日目のホワイトステージで大トリを飾ったMURA MASA。

今、世界中で注目を集めるイギリス出身のシンガーソングライター・MURA MASA。今年のグラミー賞では、最優秀リミックス・レコーディング賞にノミネートされた。

そんなMURA MASAは、ドラムセットとシンセ、ギターなどを一人で自在に操りながら、女性ボーカルを2人迎えるというスタイルで、かなり独特なステージで会場を大いに盛り上げた。

MURA MASAは、「フジロックに出られてすごく興奮してるよ! 6年前だったかな? 一度、出演したけど、僕のお気に入りのフェスの一つだし、とても美しいフェスだよね。山の中にいるのもすごく好きなんだ。今夜は素晴らしいステージになると思う。新曲もやるし、昔の曲もプレイする。気に入ってくれると嬉しいな。日本はすごく大好きな場所だし、またすぐ戻ってきたいと思っているよ」とコメントをくれた。

続いてのアーティストは、3日目のグリーンステージに登場したPUNPEE&BIM。

PUNPEE:フジロックのグリーンステージが終わりました! あんまり緊張してなかったけど、途中から楽しくなっちゃって話が長くなってしまいました。
BIM:俺から見たらいつも通りでした(笑)。
PUNPEE:すげぇ、楽しかった! ただ、緊張しないと話が長くなってしまうという性格がわかったので次は色々挑戦します。
BIM:そして、PUNPEE先輩とのコラボEP『焦年時代』が8/3にリリースされます! 夏曲をふんだんに入れ込みました。
PUNPEE:本当は去年の夏にできていて。でも夏に間に合わないからって色々遊びでやってたらできた、そんなEPだね。
BIM:飲みながら聴いてもらえたらと思います!

■去年、出演を辞退した折坂悠太が今の心境を吐露

続いてのアーティストは、3日目のホワイトステージに出演したSUPERORGANISM。
先日発表したニューアルバム『World Wide Pop』も大好評! 日本人のボーカル・Orono率いる多国籍スーパーバンド。

ハリー:SONAR MUSICをお聞きの皆さん、こんばんは! ギターのハリーと……
オロノ:“生ける伝説” SUPERORGANISMのオロノです!
ハリー:これからフジロックのステージだけど、どう?
オロノ:一度、出たことがあるからね。デジャヴみたいな感じだけど、でも今回はもっと大きなステージだよね。
ハリー:昨日、僕らが今日やるホワイトステージでDinosaur Jr.のライブを観たけど、めちゃくちゃヤバかったよ!

続いて、前回の日本のライブとの違いについて訊いてみた。

ハリー:もちろん(前回2019年の日本でのライブとは)全く違うライブだよ。ニューアルバムも出したし、メンバー構成も違うし。(コロナでなかなかライブができなかった)この3年間の中で、実は2回目のライブなんだ。
オロノ:まだ色々考えてるけど、すごくいいものになると思う。
ハリー:以前よりもっとルーズというか、自由というか。よりジャムセッション的なパフォーマンスをするようになったんだ。僕らもそれをすごく楽しんでるよ。

最後に登場したアーティストは、2日目のグリーンステージに出演した折坂悠太。
まずは、ライブの感想を訊いてみた。

折坂:グリーンだからというわけでもないんですが、曲順やニュアンスなど精密に考えていったんだけど、舞台に立って苗場の木々を見てお客さんを前にすると全部吹っ飛んでしまうんですよね。
作意のようなものが全部取れていって、そこに生えている人みたいな感覚に途中からなっていました。
最初は“気持ちいいな〜”と思ってやってたけど、だんだん自然が恐ろしくなってきましたね(笑)。こちらの感情とはまた別の場所で生えているものたちの中で、“やっていて気持ちいい”というよりも“なんとかして立ち向かわないと”という感じでした。

ライブのMCでも話していたが、折坂悠太は去年出演を辞退している。そんな話も交えながらのライブだったが、そのあたりについても訊いてみた。

折坂:去年、すごく考えたんですよね。家の中で考えて、悔しくて配信も見れなくて、その後にアルバムも出てそのこともまた考えて。今アーティストをやるということはすごく難しいなって。
当時は、言葉を発信する人って重いものを背負わされていると思っていて、自分は辛くなって降ろしたいという気持ちにもなったりして。今回シンプルにいい音楽をやりたいと思ってここまで足を運んだけど、でも去年の自分に対して“裏切りたくない”、“これでいいんだろうか”という気持ちもありました。
苗場に来て、楽しい気持ちの他に「あれだけ苦しんだのにどうしてここにいるんだろうか」という気持ちも一つあって。あんまりそれをカッコつけて言うわけにもいかなくて……今日は心境的にはそんな感じでした。正直になろうと思いましたね(笑)。

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【番組情報】81.3FM J-WAVE『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 22時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/


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