金誠智

アイスリー株式会社 代表取締役社長 金誠智(キムソンジ) https://i-3.co…

金誠智

アイスリー株式会社 代表取締役社長 金誠智(キムソンジ) https://i-3.co.jp/ # 0→1 # IPO # IR # startup

最近の記事

G's Academy DEV22期生として卒業しました!

G's Academy DEVコース22期生として卒業しました! 2021年の11月から半年間G's Academyでプログラミングの勉強をしていました。 きっかけは2021年3月からシステム開発を行っていたのですが、私があまりにもプログラミングの知識がなさ過ぎてエンジニアとのコミュニケーションを適切に取ることが出来ないため、これではいけないなと思っていた時に、yentaで知り合った方に紹介をいただいたことでした。 それなりの受講料ですし、日曜日に学校に通うということも

    • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.10)

      今回の第10回を「できることからはじめよう。転職会計士のはじめの一歩」の最終回とさせていただきます。 ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。 最終回は、上場した直後から半年間のIR活動についてご紹介させていただきます。 転職時のIPOという目標が達成し、また上場までの繁忙から解放されたことから少しの間ゆっくりしたいと思っていました。 しかし、株式市場に上場するということは、上場からがスタートであるということを身をもって痛感しました。 上場直後の状況を振り返ってみた

      • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.9)

        上場申請期に入ると目の回る忙しさとなります。 特に、グローバルオファリングを行うというための準備は通常のIPO準備+「海外の開示資料の作成」と「グローバルな法務リスクを低下させるためのデューデリジェンス」を受ける必要がありました。 申請期のスケジュールの全体像から「開示書類の作成」「グローバルオファリング特有の対応」「ロードショー」等について振り返ってみたいと思います。 申請期のスケジュール全体像 上場申請期の具体的なスケジュールを細かめに整理してみました。 ※4月、5

        • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.8)

          転職してからIPOするまでの3年半の間を振り返ると、「DD(デューデリジェンス)を受け続けた期間」だと思っております。 会社の内容をさらけ出すDDは受けていて心地よいものではないですが、DDに対応する中で不足している内部管理体制上の問題点が把握できるという意味では貴重な経験だと感じています。 DDを受け続けた内容を紹介することで少しでも参考になりましたら幸いです。 3年半の被DD生活 IPOまでは最低でも ・監査法人のショートレビュー ・監査法人の毎年の監査 ・証券会社の

        G's Academy DEV22期生として卒業しました!

        • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.10)

        • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.9)

        • できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.8)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.7)

          「コンプライアンスを遵守する体制」とは? 有難いことに当連載をご覧いただいている方からご連絡をいただき、以下の様なご相談を受けました。 「『コンプライアンスを遵守する体制を整備すること』という指摘を受けたのですが、具体的なアドバイスの内容がなく何をすればいいのかわかりません」という内容でした。 コンプライアンスを遵守する方法は業種や会社によって異なりますが、もう少しブレイクダウンした内容を紹介することでイメージが湧きましたら幸いです。 なお、以前の第2回で労務管理について、第

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.7)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.6)

          事業計画を策定して予実分析を行いながら事業運営することは、IPO準備に限らず重要な業務だと感じています。 私は監査法人やベンチャー支援を行う中で「事業計画の策定支援」も行っていましたが、事業会社に入って行う事業計画はまた別の観点だということを感じました。 転職して事業計画に対する考え方の変化やどの様に策定したかを紹介させていただくことで少しでも参考になりましたら幸いです。 転職2年目以降の継続業務:事業計画の策定転職前と後での「事業計画」への理解の変化外部支援という形だった

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.6)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.5)

          監査法人時代は「できあがった有価証券報告書(Ⅰの部)を確認する」ということは行っていましたが、「0から作る」という経験はありませんでした。 さらに、監査法人には開示事例検索の機能が充実していたので、様々な開示例を簡単に探すことが出来ていました。 色々充実した環境から一転し、自力しかない「0から作るⅠの部」を振り返りたいと思います。 0から作るⅠの部前半の事業説明に何を書くかは大事有価証券報告書の監査の場合「決算の情報(経理の情報)」の確認が中心かと思います。 その決算の情報

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.5)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.4)

          第4回は転職前の自分に言い聞かせたい転職前に意識しておいた方がよかったと思うことをご紹介したいと思います。 第1回~第3回の配信は会計士として転職してからの実務を解説したため理解不足の内容もあったかと思いますが、今回は転職希望者に共通してお伝えできる内容ではないかと思っております。 ※弊社は転職斡旋や人材紹介事業等は一切行っておりません※ 今回の投稿は、実務的な内容のご紹介というよりは中休みのコラムとしてご笑覧いただければと思います。 転職する時のマインド27歳で監査法人で

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.4)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.3)

          今回は転職して2年目から行った「反社会的勢力との取引防止」と「内部監査」に関わる業務を紹介していきたいと思います。 監査法人で勤務していた時はIPOに向かうためには必要なことは認識していても、実際に「何を」「どの様なツールで」「どのくらいのレベル感で」行うかがわからず、「どうすれば良いのか…」ということを思案したり、調べることに時間を掛けてしまったと感じています。 対応した内容などを紹介させていただくことでお読みいただいた方が少しでも調べる時間や、実務上のラインの理解の一助に

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.3)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.2)

          前回の投稿は監査業務に携わったことがある方には馴染み深い内容だったと思いますが、今回はもう少し事業会社の実務に寄った内容をご紹介させていただきます。 時間軸としては同時並行的に進める内容も多いですが、「複数社のクライアント × 複数の勘定科目の監査」をしていた会計士の方は、プロジェクトやタスクの管理、優先順位付けも経験の中で鍛えられていたと感じています。 今回の投稿も監査を行う中で触れてはいる内容です。裏側で事業会社がどの様な内容を行っているかというご理解の一助になりましたら

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.2)

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.1)

          独立して活動を行う中で知り合った会計士の人から「転職してどうだった?」「何から始めた?」「どうやったらIPOできた?」ということを聞かれることが増えてきました。 また、公認会計士協会でも組織内会計士の分科会でIPOに関する勉強会を開催したり、IPO支援に関わる独立開業の公認会計士名簿の整理を開始したりしているので、今後IPOを志す公認会計士は増えてくると感じています。 私自身、7年前までは周りにIPOを経験した公認会計士は少数でしたが、最近は多くの会計士が一般事業会社に転職し

          できることからはじめよう。転職会計士のはじめのIPO(vol.1)

          【1年間振返り】6.お金を借りたり、補助金申請してみた

          1年間の振り返りの最終投稿では、金融機関からお金を借りたり、補助金を申請したことについて記載してみようと思います。 (まだ1年間の中では資本の調達はしていないので、いずれ行ったら紹介させていただきます) 日本政策金融公庫日本政策金融公庫は、国が運営する金融機関です。銀行とは違い「預金口座」はありません。貸出がメインの金融機関です。 様々な融資制度(一覧はこちら)がありますが、弊社では「女性、若者/シニア起業家支援資金」として申し込みを行いました。 最初は担保も連帯保証も付け

          【1年間振返り】6.お金を借りたり、補助金申請してみた

          【1年間振返り】5.公的機関のサービスを使ってみた

          1年間の振り返りの連載の第5回として、公的機関のサービスの利用した結果を記載したいと思います。 公的機関のサービスはあまり認知がなかったり、敷居が高く感じて利用されていない方も多いかと思いますが、是非これから起業を検討されている方はご利用を前向きにご検討ください。 ※独立する勇気がある方なら、公的機関にTEL1本するのは余裕だと思いますので是非一歩を踏み出してみてください。 基本的にめちゃくちゃ親切です! TOKYO創業ステーション第1回でもご紹介させていただきましたがTO

          【1年間振返り】5.公的機関のサービスを使ってみた

          【1年間振返り】4.デスク周り一式を紹介します

          知り合いが独立しようとしているということで、話をしていたところ「PC関係はどの様に準備したのか?」という質問がありましたのでご紹介させていただきます。 (私もそうですが、仕事する環境は整えてくれるのが当たり前だったので自力で作ろうとすると色々と大変だと気づきました) なお、ハイスペックではなく、「コスパ」重視で考えています。我ながら十分なパフォーマンスをしていると評価しています。 ①ノートPC HP公式:Windows 10 Pro(類似商品) キャンペーンや値引き等で約

          【1年間振返り】4.デスク周り一式を紹介します

          【1年間振返り】3.SaaSサービスを使ってみた

          SaaS等のインターネット上で完結できるサービスの普及は便利な世の中にしてくれていると感じています。 設立1年で使ってみたサービスをご紹介したいと思います。 ロゴを制作する→「ココナラ」を使ってお願いしました。 →主観だけだと凝り固まってしまうので、ロゴの制作途中に3人くらいに印象についてアドバイスをもらいました。 【お役立ち情報】 →会社のロゴは「Niko xx」さんに、サービスのロゴは「td’WORKS」に制作いただきました。 1万円で満足の行く所まで修正いただけたので

          【1年間振返り】3.SaaSサービスを使ってみた

          【1年間振返り】2.仕事の環境を整えるフェーズ

          第2回は仕事の環境を整えたことについて記載したいと思います。 サラリーマン時代は仕事をする環境は既に整えられていて自分のミッションに集中できる環境だった感じています。 (独立した方が自分の仕事に集中できるかと思いきや、思った以上に集中できないものだと感じています) 私はITや機械音痴の類で、説明書読むよりも使ってみるタイプなので仕事を不便なくできる環境を整えるのは大変でした。 インフラエンジニア・ネットワークエンジニアという陰ながら会社を支えている人たちのサポートのありがたさ

          【1年間振返り】2.仕事の環境を整えるフェーズ