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お金が欲しいなら、努力家をやめて勉強家になろう。

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これからの時代は学びのために自己投資をして、その知識をシェアする人ほど幸せになるとわたしは思っている。なぜなら、スキルや知識こそが財産であることに多くの人が気付き始めたから。

サービスや時間、場所を提供して対価を受け取るワークスタイルがいかに高リスクであることに、今回のpandemicが気付かせてくれたんだよね。

どんなに価値のある情報や知恵も、時間の経過とともに多くの人に広まるほど、それは限りなく“無料化”の道を辿る。けど、それと反比例するかのように、その発信源となる人の存在価値はどんどん上がっていくという現象が必ず起きる。

オフィスや店舗ではなく、お互いが見えない場所で働くスタイルが主流になればなるほど、見えない努力はさらに誰からも見えなくなり、むしろ目に見える成果だけで人は判断されるようになる。

どんな成果も努力によって生み出されることには変わりないのだけど、その成果を体系化して、誰もが共有できる知識として変える努力こそが求められるようになっていくはず。

よく、ベテランの営業マンやセールス経験者ほど、教えを請われると「自分のやり方は変わっているから」と口を揃えて言う。けど、それは自分なりに結果を出してきた方法論を体系化せず、後輩をおいてけぼりにしてきたと言っているも同然。

わたしは、外資系セールス時代から独学で気功を学んでいて、それをこっそりお客様相手に試して非言語コミュニケーションの実力を身に付けてきた。いまだから言えるんだけど、1万人くらい相手に試していると、いやでも腕が上がるもの。

ある後輩は、そのスキルをどうしても知りたかったようで、わたしが辞めるときに教えを請われたのでPDFに分かりやすくまとめて“伝授”したことをいまでも覚えている。

お金の心配より、知識の心配をしよう

アメリカの教育系動画サービスの需要が、欧米を中心に急速に伸びているらしい。じつは、その動画プラットフォームの勉強をわたしは2月から始めていて、これからはお金よりも学びを循環させた者が幸せを享受できると考えている。その理由は単純で、知識やスキルこそ多くの人の手助けになるから。

誰かに教えている“将来の自分”をイメージしながら学ぶほど、学びの吸収は早くなると言われている。それは、いずれ質問されるであろうことを想定したり、難しいことを自分なりに分かりやすくイメージとして脳内にマッピングし直すからである。

つい最近までは、“お金がない”とか、“時間がない”ことが言い訳としてある程度通用していた。いまは、みんなが平等にお金の心配をしていて、みんなが平等に時間を持て余している状況。

学びはノーリスク、ハイリターン。こうなったら、なにか始めるしかないよね。最後に、この名言を載せて今日は終わりしたいと思う。

木を植える一番良いタイミングは20年前だった。二番目は今だ。

- 中国のことわざ

(※写真は横須賀市内で撮影したもの)

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