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「運を分け与えるのが上手い人」最強説。

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元来、わたしはシャイで超口下手。そんな地蔵みたいな人間が未経験でセールスの世界に入って、マネージャー職にまで就けた理由。それは、話し方よりも「運の与え方」を研究したからだと思っている。

キャンペーンやセールによる値引きって、お金に余裕がある方でも意外と心が動くもの。けど、それを“お得感を与えるもの”として使うと、高い確率で失敗する。

では、どうやって使うのか?

いちばん効果を発揮するのは、毎朝テレビで流れる「星座占い」のように使う方法である。

わたしはセールスの「決め台詞」を季節ごとに変えていたことを覚えている。この年末の時期なら「今年やり残したことを年内やっておくと、最高の運で新年スタートできますよ」と言いながら、一週間後には「正月って、新しいことを始める最高の時期ですよ」みたいに使い分けるのである。

これには春バージョン、夏バージョン、秋バージョンもあり、確か秋バージョンは「読書の秋って世間では言いますけど、秋は自分と向き合うにはいい季節なんですよ」みたいに使っていたと記憶している。

そこに被せるように「丁度いま、キャンペーンをやっているんですよ」と言えば、お客様は幸運を手にしたも同然。運は巡る法則があるので、与えた分の見返りは必ず手にできる。しかも、差し上げる運の採掘コストはゼロ。まさに運を与えることは最強の錬金術なのである。

GUでお会計をすると運気が下がる!?

ファストファッションに興味がないわたしでも、毎年寒い時期にはGUや無印良品のインナーの恩恵を受けているのは事実。先日、そんなGUで980円のインナーを二枚購入したときのことである。

レジスタッフ「GUのアプリをお持ちですか?」
自分「いや、持ってないです(毎回聞かれるよね・・)」
レジスタッフ「アプリで400円ほど安くなります」
自分「(えっ、初耳!けど、ここでダウンロードは無理でしょ)入れてないのでいいです(泣)」

ただでさえ、こんな暖かいインナーが980円で買える幸運。けど、会計時に聞かなくてもいいことを聞いてしまって、ものすごく不運を感じてしまった自分。たかが400円。されど400円。テレビの星座占いで「地獄に堕ちるわよ!」と言われるより(まあ、言わないけど)ちょっと痛かった。

運は無限。使い方はあなた次第。

気功の世界では、自分の健康や若返りのために気を巡らせる「養生功」、そして他者(相手)の病を消したり、潜在意識に働きかけ人生そのものを好転させてしまう「秘伝功」という二種類の方法が存在する。

「運気」や「気運」という言葉があるように、運と気は切っても切れない関係がある。気が重くなれば運も重くなり、気が満ちれば運も満ちる。つまり、気を操ることが出来れば、運も操れることを意味し、これは「気」という言葉を身近に感じて育ってきた日本人の特権でもある。

けど、運は待っているだけではやってこない。どんなに引き寄せ関連の本や、自己啓発、スピ系の本を貪(むさぼ)っても運は巡らない。覚えた英語は、発することでスキルとなるように、インプットはアウトプットをして初めて完了するのである。

あなたの運気が上がることのみ願って、いまわたしはこれを書いている。ここまで読んでくださったあなたは、薄々感じていると思う。そう「わたしは運がいい」ということを。

あなたの胸がほんの少しでも熱くなれば幸いである。「与えよ、さらば与えられん」。新約聖書に出てくるこの言葉が、事実であるということをわたしは知っている。運は巡る。巡るのだ。

Live your life !

※写真は静岡県熱海市にある伊豆山神社で撮影。

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