その名の通り、出遅れました。
最近でようやく「梨泰院クラス」を見終わったんです。
いやぁー面白かったなぁー！！
皆さんはもうとっくのとうに、韓国ブームに上手にお乗りになられたことと思います。
私は・・・だいぶ時間がかかりました。

しかしこれまでも、何回かブームがあった韓国の流行り。
私の韓国の気に入っているものをいくつか・・・

最初はまずなんてったって、ウォン・ビンでした。
彼の出演していた「ブラザー・フッド」はもう本当に最高でした。

一緒に出ていたのは、“あなたが〜好きです”のチャン・ドン・ゴンでしたね。
彼が兄役で、まあまぁすごく泣けて。
他にも今やアカデミー賞の大監督になられたポン・ジュノ監督の「母なる証明」
この時のウォン・ビンもすごく素敵でした。

顔で素敵とかではなく、なんか彼の演技はどこか長く見れてしまうという、人の目を惹きつけてしまう魅力があるんですね。いやぁーよかったなぁ。

そこからすっかり韓国映画にハマりました。
「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「僕の彼女を紹介します」は続けて見ました。

なんか確か、うっすら話がつながっているんですよね。
映画を色々みてきましたが、こうやって映画をドラマのように続けて作る感じはあまりみたことがないかもしれません。

正面から続編としてないところ、最後に出てきた、わぁーもしかして！という感覚はすごくゾクゾクした覚えがあります。

その他には、韓国のバイオレンス映画。
ちょっとこれは嫉妬してしまうくらいかっこいいんです。
「オールド・ボーイ」「チェイサー」や「パラサイト」もそうですかね。
特にオールド・ボーイは日本の漫画が原作です。
そして、ハリウッドでスパイク・リーがリメイク版を作ってますが、やっぱり韓国版の方が良すぎると思ってしまいます。

韓国の映像の撮り方がすごく上手だと感じてしまうのはなんででしょう。
あの独特な暗い雰囲気、目線の感覚はちょっと日本映画は到底及ばないとさえ思ってしまいます。洋画の目線と同じなんです。どうしてもそう思えてしまいます。
かっこいいんです。

梨泰院クラスでそれがすごく感じてしまいました。
最初は学園ドラマかなんかで、すごくクラスの面々が恋したり、奪ったり、喧嘩したり、でわぁーきゃーかと思ったんです。クラスだし・・・
ところが・・・
全然違うじゃん！！！

まいりました。完全に、冬ソナとか天国の階段の感じで止まってました。
どんどん先へ行ってたんです、韓国メディア業界は！！
でもかつての手法、物語の中に突如病気になったり、予期せぬ不幸が襲うのもめちゃくちゃ得意。あちゃー敵わないなぁと感じました。
素晴らしい。

またしばらく開いて育ってしまった、偏見と勝手な妄想を排除して、純粋に韓国の映画やエンタメは素晴らしいのだと、かつての自分の行いを恥じて、受け入れることにしました。

どうもすみませんでした。

近い国でスポーツでもものすごくライバル意識してしまうことが多いですが、いやもうほんとしばらく敵わないです。少なくとも、映画においては断然先に行ってます。
すごい！！かっこいい！！