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ゲロッパ!!

今日5月3日は、ジェームズ・ブラウンの誕生日です。
ゴッド・ファーザー・オブ・ソウルと呼ばれたジェームズ・ブラウンです。彼の歌唱スタイルや、音楽、そしてパフォーマンスを観て、つまらないなんていう人はいないでしょうね。
とにかく凄く踊る。股を割る、片足で動いてどっかいっちゃう。歌いながらね。
それでもって歌はすごいシャウトで、持ってかれる。すごい人物だったんですね。

というのも、わたしが初めてジェームズ・ブラウンを認識したのは、映画「ロッキー4」のアポロが久々の試合。レジェンドとしてソ連の兵器ドラゴと闘うシーンの登場で「living in America」を熱唱。ここで物凄く、誰だ!!ってなりました。

その後は慎吾ママのおはロックのMVに出てたり、西田敏行主演の「ゲロッパ!!」の予告CMで(Get up (I feel like Being a)Sex Machine)の事をゲロッパに聴こえるほど、崩して歌う感じの人、くらいしか知りませんでした。ちょくちょく出るなぁと。

最近になってBLMの問題などがありその興味を持ってちょうどその頃、ウィリアムクラインのモハメド・アリのドキュメンタリーを観ました。
それはアフリカのザイール民主共和国(現コンゴ民主共和国)で行わなれた、モハメド・アリ対ジョージ・フォマンのボクシング世界タイトルマッチです。
その試合の前夜祭でザイール74という音楽イベントが行なわなれました。
そこには、BBキングを始め多くのアメリカの黒人アーティストが参加し、自分達の祖先が生まれた場所に戻りそしてその兄弟たちと一緒に歌うという、黒人の歴史を知る上でとても重要なフェスでした。そこにジェームズ・ブラウンも出ていました。
試合は予定よりもだいぶ遅れた日程で行われたようですが、このフェスは3日間スゴい興奮をこのキンシャサに起こしたようです。
映画「ソウルパワー」でもこの模様がやっているので、これは合わせて観た方が絶対いいです。

「ブルース・ブラザーズ」に出演していたジェームズ・ブラウンは、牧師役として出ていました。元々JBはゴスペルからキャリアを始めて、ファンク、そしてソウルと時代を変化させていきました。
わたしが思っていたゴスペルは、アカペラでコーラスと一緒に歌うものがゴスペルだと思っていました。でも実は黒人のキリスト教教会で歌われる、説教とかの際に歌われるものだということを知りました。
思ってたものとは全然違ったので、びっくりしました。

ジェームズ・ブラウンはアパッチ族のインディアンの父と、母はアフリカ系黒人アメリカ人のアジア人の血を持つ両親との間に生まれたそうです。
やっぱり不思議な使命を持って生まれた人物なんですね。

いろいろ勉強させていただきます。
お誕生日おめでとうございます。

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